想定読者
これからオーストラリアまたはカナダのワーホリに行くので情報を集めたい人
筆者の経験
カナダ(バンクーバー)・オーストラリア(シドニー)のワーホリを経験。どちらもローカル企業で勤務。最初はジャパレス。
イギリスは3ヶ月旅行で滞在。アイルランド2週間旅行。
この記事を見たあなたはこれからワーキングホリデーに行きたいと思っていて情報収集を集めているのだと思います。
ワーキングホリデーはエージェントに全て任せてしまえば簡単です。しかし、その場合費用が高くつきます。(エージェントに頼む範囲にもよる)お金を払って調べる手間を省きたいという方はエージェントを使うのがいいでしょう。
しかし、
- 費用をできる限り抑えたい
- 自分で情報を調べて渡航したい
- ワーキングホリデー生活で効率良く英語を伸ばしたい
このような方は必見です。
ぼくの経験した全てを以下に綴っています。わからないことについてコメントして下さればできる限り返信するようします。
この記事を読んでワーホリに必要な情報を簡単に手に入れちゃいましょう♪
見たい場所へジャンプ
エージェントを使う使わないはあなた次第。だけどぼくは使わない派
エージェント使った方がいい人は以下の人達です。
- 時間がなさすぎて調べる時間がない
- どうしても一人で全部手続きするのは安心できない
- 調べるのがめんどくさいから全部任せてしまいたい
逆に使うべきでない人は以下の人達です。
- お金を節約したい
- 自分で調べて思い描いているようなワーホリ生活をしたい
- 色んな経験者の情報を収集して、どうするか決めたい
ぼくはエージェントを全く使いませんでした。だからといってエージェント自体を否定しているわけではありません。多くのエージェントはあなたのことを考えて親身にアドバイスをしてくれます。
ただし、費用を抑えたいと考えているのであればエージェントは使うべきではありません。海外に渡航するプロセスはインターネットに全て書かれています。
それでも安心を買いたかったり、調べる時間がない、本当に何からどうすればいいかわからないという人はエージェント使うのが良いです。だけど使う前に以下の記事は必ず読んで下さいね。
1年前~6ヶ月前にワーホリに行く国を選定しよう
ワーホリに行く国は早めに決めたほうがいいです。なぜならワーホリには枠があって応募を早めにしないと募集終了になってしまう国があるからです。
イギリス・・・1月と7月に抽選開始 定員1000名(倍率約10倍)
アイルランド・・・1月と7月に抽選開始 定員400名
オーストラリア・ニュージーランドは通年で募集しています。カナダも6500名という枠がありますが、募集が埋まっても数ヶ月すればまた募集が始まるのでそこまで問題はありません。
ワーキングホリデーに行ける国は以下です。英語圏以外に行っても英語は学べます。デンマークに行った友達は英語も話せるようになって帰って来ました。理由は、デンマーク語でコミュニケーション取れないときは英語を使うしかなかったからだそうです。
国 | ビザ発給枠(人) |
---|---|
オーストラリア | 無 |
ニュージーランド | 無 |
カナダ | 6,500 |
フランス | 1,500 |
ドイツ | 無 |
イギリス | 1,000 |
アイルランド | 400 |
デンマーク | 無 |
台湾 | 10,000 |
韓国 | 10,000 |
ノルウェー | 無 |
ポルトガル | 無 |
ポーランド | 500 |
スロバキア | 400 |
オーストリア | 200 |
ハンガリー | 200 |
アルゼンチン | 200 |
チリ | 200 |
アイスランド | 30 |
チェコ | 400 |
リトアニア | 100 |
香港 | 1,500 |
スペイン | 500 |
参考:外務省ワーキングホリデー
決め方は何でもいいと思います。ちなみにぼくは海(サーフィン)が好きだからという理由でオーストラリアに決めました。
フランスやイギリスに行く人はファッションに興味がある人が多いですね。パテシエはフランスを選ぶ傾向があります。
自然が好きでニュージーランドという人もいます。ワーホリに行く基準は人それぞれですので、なんとなくふわっとした感覚や直感で決めてOKです。
ぼくが今ワーホリに行けるのであれば、スペインか韓国に行きます。理由はスペイン料理と韓国料理が好き&両方の国の文化に興味があるからです。
ワーホリの費用について。必要な資金は100万円
ワーホリの費用について諸説がありますが、個人的には100万円を勧めています。100万円以上貯金があると選択肢が広がるので貯金はあればあるほど良いです。
確かにお金ギリギリでも最悪なんとかなってしまいますが、お金を持っていった方が明らかに選択肢は広がります。お金がないと、すぐに仕事を見つけなくてはと焦ってしまい、すぐに雇ってくれる安い賃金の雇用主にあたってしまうことも・・・。
渡航後1ヶ月目の簡単な内訳(オーストラリアの場合)
名目 | 金額(円) |
---|---|
航空券 | 28,500 |
ビザ代 | 36,000 |
宿泊代 | 60,000 |
食事代 | 8,000 |
SIMカード | 2,400 |
合計 | 134,900 |
これに海外保険を1年加えたらプラスで20万円です。
ホームステイのメリット・デメリット
ホームステイがよい経験だったと思う人は65%😊
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) March 2, 2019
ホームステイの満足度は65%です。Twitterを利用して投票したので信頼できる数値です。比較的多くの人達がホームステイに満足している証拠ですね。
メリット・デメリットは以下のとおりです。
これらは実際のホームステイした人から集めた声です。ぼくはカウチサーフィンというサービスを使ってホームステイと同様の体験をしましたがまさに30%程度でハズレがあります・・・。
個人的にはわざわざホームステイはしなくてもいいかなと思っています。理由は、現地の情報や困った事があれば、英語ができなくても現地の日本人と仲良くなれば助けてもらえるからです。また、ホームステイを利用する人のほぼ100%はエージェントを使うのですが、それよりもAirbnbやBooking.comを利用して探した方がレビューがちゃんと見れるのでハズレを引く可能性が非常に低いです。また、割安です。
英語初心者はフィリピン留学行った方がコスパがいい
オーストラリアやカナダで語学学校に通う人は3ヶ月前後の人が多いと思います。費用の問題があるからです。語学学校は1ヶ月13~15万円程度するので、3ヶ月通うとそれだけで45万円の費用が発生します。
それに比べてフィリピン留学であれば、宿泊費・食費・学費すべて込みで1ヶ月10万円~13万円程度です。そのため、フィリピン留学で半年勉強してから英語圏に行くという手段も現実的に可能です。(ぼくもそれをおすすめしています)
費用の部分を押し出してしまいましたが、フィリピン留学をおすすめするのには他にも理由があります。英語圏の語学学校の多くは5時間前後の授業でしょう。宿題もたいして出ないので、この環境で3ヶ月勉強しても初級から中級の入り口くらいまで行って終わりです。
英語を最初から効率良く伸ばしたいというのであれば、フィリピン留学でマンツーマンかつスパルタコースを選ぶべきです。中にはTOEICやIELTSなどの資格試験の点数保証を設けている学校もあるのでそういう学校のカリキュラムをこなせば、効率よく英語を伸ばすことが可能です。
ぼく自身、2ヶ月のフィリピン留学で驚くほど英語力が伸びました。周りの生徒も頑張っていたので、モチベーションを高く保つ事ができました。
留学に関してはMENTAで有料で相談に乗っていますが、DM程度であればTwitterに連絡下されば回答しますのでお気軽に連絡して下さい。
ワーキングホリデーに必要なものを揃える
ワーキングホリデーに行くために最低限必要なのは以下の3つです。
- パスポート
- 航空券
- ビザ
- 残高証明書(英語)
パスポート
パスポートは作成に2周間程度かかるので早めに作っておいた方がいいでしょう。ギリギリで作るとぼくみたいに出発ギリギリで間に合うか間に合わないか心配して心臓に悪いです。笑
戸籍抄本または戸籍謄本を手に入れるため本籍地まで行かないといけません。行けない場合は郵送ですね。
そして、申請してからも6営業日かかります。このことからパスポートを作成するのにはどうしても2週間程度かかりますので、余裕を持って作成しておくことをおすすめします。
航空券
航空券は早め(1ヶ月前以上)に取得しておくと安く済みます。日にちがせまっていても人気のないチケットであれば安いままの場合がありますが、ワーキングホリデーで行く目的地は大体有名な都市であるため、出発日に近付けば近付くほど値段が上がっていきます。
▼格安航空券の探し方▼
最近はGoogleフライトもかなりつかえます!
最近スカイスキャナーよりもグーグルフライトで調べた方が楽だし情報も網羅されているので、スカイスキャナーあまり使わなくなって来たのですが、海外ノマド民はどうされてます?
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) June 1, 2019
▼空港は搭乗時間3時間前に行きましょう▼
ビザ
ビザの取得方法はインターネットに丁寧に載っています。
オーストラリアの場合であればこちらのサイト
カナダの場合であればこちらのサイト
書いてある通りに申請すれば問題なく発行されます。
残高証明書
ワーキングホリデーで入国する場合、残高証明書を入国時に見せる義務があります。(と、言っても見せなくて済む場合がほとんど)しかし、ワーホリで入国時に必須書類となっているので必ず持って行くようにしましょう。
ぼくの場合は、UFJ銀行で英語の残高証明書をもらいました。756円(税込)の費用がかかります。また、これは即日発行できない場合があるので、早めに手に入れておくと良いでしょう。
忘れがちだけど必ずやっておくべきこと
- 海外保険の加入
- 歯の治療
- 役所の手続き
- クレジットカード作成
- 国際免許証作成
この①~⑤は出国前に必ず用意すべきでしょう。
海外保険の加入
海外保険の加入は必須です。厳密に言うと、なくても入国できてしまうのですが、海外で怪我をしたり入院したりするととんでもない費用が発生します。
ぼくも海外で何度病院に行ったかわかりません。具体的に言うと・・・
これくらい病院に行きましたね。1年で20万円程しますが、安心を買うために必要な経費です。
保険の事に対してなぜ何度もツイッターでつぶやくのかというと以下のようなまさかのケースもあるからです。
彼女は世界一周中に妊娠して、彼氏と日本に帰るトランジットのアメリカでこんな事がおきました。 pic.twitter.com/mM7Kuo3uMt
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) April 7, 2019
歯の治療
これも必須です。歯の治療は英語圏では非常に費用がかさみます。(イギリスでちょっと治療するだけで10万円かかると聞いて諦めました)ぼくの妻は虫歯になり過ぎてオーストラリアで破産しました。親にお金を送ってもらっていましたね。(基本的に歯の治療に保険はききません)
そのため、日本に居る間に歯医者に通って徹底的に歯の治療をした方がいいです。親知らずの治療もできるのであればやった方がいいです。(ぼくは海外で2本も抜く羽目になりました)
役所の手続き
役所の手続きをし忘れると日本国内に居ないのにも関わらず税金が発生してしまいます。国外転出届を必ず提出して、税金が発生しないようにしましょう。
▼詳しくはこちらで解説しています▼
クレジットカード作成
クレジットカードはできれば会社員のときにできる限り作成した方がいいでしょう。無職になってから申請すると、審査に落ちます。笑
海外に行くみなさん…。
仕事を辞める前にクレジットカードを沢山作っておくのです…。
クレジットカードは海外でATMに吸い込まれてなくなったり、収入がないのを理由にキャッシングが止められたりしますよ・・・。
サラリーマンを辞める前にクレジットカード作ろう。
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) April 1, 2019
クレジットカードは支払いのときはもちろん、キャッシングで外貨をおろすこともできるので海外でとても重宝します。
▼現地通貨をおろす際に注意すべきこと▼
国際免許証作成
国際免許証は海外で運転するのであれば取得必須です。
ちなみに国際免許証を持っておくと、職種の幅が増えます。意外と国際免許証を持っている人優先的に採用とかあるんですよね。日本食のサプライヤーで働いたりできます。
ぼくも国際免許証のおかげで会社から重宝され、車も支給してもらいました。
みなさん、海外で車を運転する際はペナルティーに注意しましょう。
ちなみにスクールゾーンで罰金だと2倍、ホリデーシーズンに罰金だと2倍、合計4倍になります。
以下、ワーホリ時にゲットした最高金額です。ご査収ください。 pic.twitter.com/vJ4lLs6ZJA
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) December 4, 2018
【ワーホリ準備】行く前に知りたかったこと。まとめ
ワーホリに行く前に準備することは比較的多いです。1年くらい前から計画的に進めて出発直前になって慌てないようにしましょう。
ワーホリなどの留学のことについてはMENTAで有料またはTwitterのDMでも受け付けていますので、何か困ったことがあれば気軽に連絡して下さいね♪
ワーキングホリデーを利用して海外を楽しんで下さい!
関連記事:海外に行った人達の人生を覗いてみる