Vol.2 – 神楽の経営の苦労と化学物質過敏症の発症
にゃも
以前にも起業を失敗していたので、居酒屋神楽を始めるにあたって不安とかはありませんでしたか?
齋藤さん
オリオンビールの仕事をさせていただく中で、どんなメニューが台湾人に受けるとか、台湾人がお酒を飲むタイミングとか、どんな店でお酒が売れるかとかを、成功事例から失敗事例まで何百店も見させてもらってきた経験があり、どうすればいいかの解決方法を学んでいたので、不安は全くありませんでした。
にゃも
お店を経営していて苦労したこととかはありますか?
齋藤さん
山ほどありますね。いずれも自分の勉強不足がゆえですけど。
いちいち語ると、それだけで何時間もかかりそうですので省略で(笑)
興味ある方は、私のFacebookの齋藤洋一郎の台湾自営業を読んでもらうか、実際にお店に来てもらえれば、そんな話もできるかなと思います。
にゃも
添加物アレルギーの体質があるとお伺いしましたが、どのようなものですか?
齋藤さん
2021年から、化学物質過敏症の体質で、食品添加物でアレルギーを起こし易くなりました。
特に防腐剤系が苦手みたいです。
にゃも
そうするとどのような問題が発生するのですか?
齋藤さん
外食先の卓上醤油とか、ああいうのもほぼ食べれないので、大体は無添加のマイ醤油を持ち歩いてます。回転寿司とかなんかだとシャリなんかもカピカピならないように添加物を入れてるから食べれないすね。
にゃも
そうすると外食はほぼ食べれないんじゃないでしょうか。
齋藤さん
食べるだけでなく、近くを通るだけで辛いですね。笑
例えば、焼きそばです。おたふくソースには添加物が入ってますよね。焼きそば作る際にソースかけて炒めて、ソース内の添加物が空気中にブワッと広がりますよ。
その空気中の添加物が自分の鼻の粘膜から身体に入るとアレルギーが出ます。ですから、添加物食品の調理は私には無理なんです。結果として、自動的に、私の店では無添加のメニューしか作れなくて、フードメニューは無添加の串焼きだけです。
にゃも
串焼きのタレについてはどうされているんですか?
齋藤さん
タレは、無添加の醤油、味醂、黒糖をブレンドして自作してます。塩も湿気防止成分とか旨み成分とかの添加物が入ってない、天然の塩だけ使用してます。
にゃも
アレルギーゆえのメニュー開発ですが、無添加の食品は安心して食べられるので、すべての人に嬉しいメニューですね!