外国人嫁(台湾妻)と結婚して3年目のにゃもです。
中国語もニーハオ(こんにちは)と、シェーシェー(ありがとう)しか知らずに台湾移住して、早4年です。
やっと、外国人嫁のいいところ・悪いところを客観的に考えられるようになりました。
✔この記事でわかること
外国人嫁を持つことのデメリット
ぼくの基本的な姿勢は、「外人だろうが日本人だろうが気が合えばいいじゃん」ですが、阿吽の呼吸を得意とする日本人にとっては結婚すると思いもよらないことで苦労することもしばしば・・・。
外国人という事で一括りにすることはできないけれど、実際ぼくが体験したまたはぼくの周りの国際結婚の事実をもとにしてこの記事を書きました。
▼台湾のメリット・デメリットはこちら▼
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外国人嫁とお金の価値観が合わない
外国人は日本人に比べて貯金に無頓着です。
逆に言うと、日本人が貯金をし過ぎる傾向にあるとも言えます。メディアが老後の貯金をしなければならないとか、税金があがるとか、消費税があがるとか不安をあおっているのも原因の一つでしょう。
参考:投資コラム:どうして日本人は「世界で最も貯金が好き」なのか? 岡三証券・石黒英之氏
例えば、税金が高いので学校が無料だったり、医療費が無料だったり、老後の心配がなかったりと貯金をする必要がない国がありますね。
それに比べて日本人は・・・
✔子どもの教育費
✔老後のための貯金
✔家を買うため
✔なんとなく
参考:みんな『なんのために貯金しているのか?』アンケートしてみた
で貯金をしている人が大勢います。
台湾の場合、お金がなくなることをあまり心配してないように思います。それは困ったら家族に相談すればいいからという考えが強いからです。それくらい、夫と嫁で・・というよりも家族というのが一つの共同体になっています。
もちろん個人差もあるかもしれませんが、将来の事を一緒に考える時に、楽観的な話が多いので結構苦労します。
デメリット1
将来の必要なお金や貯金をどれくらいしなければならないかの話をするときに、感覚的な違いが大きい。
外国人嫁と飯の好みが合わない
あたりまえの話ですが、お互い違う物を食べて育って来たので好みが全然違います。
ウチは2人ともアジア人なので、白米が主食で問題がないけど、主食自体がポテトだったり、パンだったりすると人によっては大変だと思います。
ぼくたちと仲の良かった韓国人女性がオーストラリア人と付き合っていたのですが、冷蔵庫にあるキムチがどうしても我慢ができないと言ってケンカになっていました。
大都市であれば、いろんな国の料理がレストランで食べれますが、田舎に住むと郷土料理を毎日食べることになります。
ぼくは、油が多い生活(台湾の料理は全てに油を使う)で、運動しているのにもかかわらず太ってしまうのが悩みです。胃腸に負担が多いのも不安の種です。
▼リアルな台湾の家庭の食事はこんな感じ▼
デメリット2
ご飯が合わないは幸福度が減る!
外国人嫁との文化の壁を乗り越え続けなくてはならない
台湾の親戚一同にご飯を奢ったのだが、誰からもありがとうと言われずに流石に一言。
「ありがとうくらい言うべきなんじゃない?」
回答
「家族だから助け合うのは当たり前。ありがとうは言わない」
文化の壁って大変だなー🙄
— にゃも@台湾住み🇹🇼海外に出る人全力応援📣 (@Shohei192) 2018年11月13日
例えば上記のようなことでもめたことがありました。ぼくが文化を知らなかったからですね。
▼文化を理解してやっと納得できました▼
これは日本⇔台湾に限ったことではなく、どこの国の人と結婚しても起こり得ることです。
デメリット3
文化が違うのだから、考えていることが違うのはあたりまえ。問題が発生したら2人でちゃんと話して解決していくことが大切。日本人の「言わなくても分かって欲しい」は海外では全然通用しません。
外国人嫁との結婚の手続きがメンドクサイ
国際結婚の手続きは基本的に複雑です。
自分で役所に電話したりしなければならないし、取得の為に相手の国に行かなくてはいけない事も。古い情報から新しい情報までネット上にあるので、一つ一つ確認していく作業が本当に大変です。ぼくも台湾と日本を行ったりきたりしました。
結婚式も海外で挙式するのか、日本でするのか・・・家族はどうするか・・・日本人同士の結婚では考える必要のないことが山ほどあります。
ウチは結局、結婚式をやりませんでした。日本でやっても台湾でやってもなんかしっくりこないし、友達を呼ぶのにも金額的負担が大きかったのが理由です。コスパを考えた時にそこまでやりたい事でもないな・・・という結論に2人とも至りました。
その代わり、ウェディングフォトやこのページにある写真などを撮りに行っています。この思い出の方がぼくたち夫婦にとってはかけがえのないものになっています。
デメリット4
いざ婚約を考えたときに式をする国や儀式をどうするか考えるのが大変。あなたが思い描いていたような結婚式にならない場合も・・・。
外国人嫁を持つことによるデメリット。まとめ
✔外国人嫁とお金の価値観が合わない
✔外国人嫁と飯の好みが合わない
✔外国人嫁との文化の壁を乗り越え続けなくてはならない
✔外国人嫁との結婚の手続きがメンドクサイ
ぼくや周りの国際結婚組にまつわるデメリットは上記の4つでした。
もちろん、これが全てではないですし、この他にも色々とあるでしょう。
例えば、フィリピン人と結婚した友達はフィリピンに住む家族に送金をしなくてはならず、それが負担となっています。
ぼくは結婚する前にカナダで1年同棲していて、全部わかった気持ちでいましたが、結婚するとまた状況は大きく変わります。そのため、結婚しても文化の壁に突き当たることもあるという心構えをしておくことが大事です。
日々、台湾から感じることをツイートしていますので、よかったらフォローして下さい。(国際結婚以外のトピックもたくさんありますが、ご容赦をw)
おまけ。
パートナーとの言語の壁という人もいるけど、それは必ず乗り越えられます。国際結婚している人たちに多く会ってきたのでここは自信を持って言えます。しかし、住んでいる国の言語の壁がある場合は別問題です。ぼくの場合ですと、妻とは英語で話せますが、一歩外に出たら不自由な中国語を使わないといけません。