こんな疑問にお答えします!
- 台湾人女性と日本人女性の違い
- 日本と台湾(中華圏)の文化背景の違い
- それを踏まえた上でどうすればよいか
ぼくは、2015年に台湾女性と結婚をして台湾に移住しました。台湾に移住してから、様々な夫婦・カップルを見て来て
と、何度も思う場面がありました。
台湾人と日本人は考え方が全く違います。そこで、この記事では特にどのようなポイントが違うのかを紹介していきます。
この記事は、ぼくの経験・周りの人達をもとに書いています。人は一人ひとり違うので「台湾人女性はこうだ!」と、まとめることはできません。よく見られる傾向ということで留めておいて、実際に台湾女性と付き合うときは、その人のことをちゃんと見てくださいね。
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台湾人女性と日本人女性の大きな違い5つ
ここでは筆者が気付いた台湾人と日本人女性の大きな違い5つを紹介していきます。
①台湾人女性は料理ができない
台湾は基本的に外食文化。キッチンがない部屋も多く、多くの台湾人の若者は3食を外で済ませます。そのため、ぼくの妻・妻の妹達も含め料理の経験は全くありません。台湾は外食が安いので、全く問題がないのです。一度この文化に慣れてしまうと、自炊をしようと調理器具を買ったり、スーパーに買い物に行くのが億劫になってしまいます。
また、台湾では給与が低いため、共働きの夫婦がほとんど。台湾の大統領が女性なのは日本でも有名。現地の会社に勤めるとわかりますが、女性の管理職も多いですし、働いている女性が多い事に驚くはずです。
そのような文化的背景もあり、「料理を作る」習慣はないです。結果的に「女性は料理を作れないといけない」雰囲気は全くありません。笑
②台湾人女子は家族との絆が半端ない
台湾は家族第一優先です。家族の絆は何よりも強いです。
日々、お父さんやお母さんに電話することや連絡とることは当たり前。中には毎日電話をしている人もいます。もちろん、困ったことがあると、まず親に相談します。
大人になってからも、お父さん・お母さんと週末にお出かけすることはありますし、台湾の大きな行事は必ず親と一緒に過ごします。また、彼氏もそのイベントに招待されるでしょう。台湾では、家族に彼氏を紹介するのは至って普通のことです。逆に、家族に紹介しないと「家族に紹介できない仲」なのではないかと疑われてしまう程です。笑
何が伝えたいかと言うと、台湾女性と交際していると、その関係に必ず親の存在があるという事です。日本のように、「彼氏・彼女のことと親は無関係!」には絶対になり得ません。あなたは台湾女性と「こうしたい!」と思っていても親の妨げによって叶わないことも起きる可能性があります。
③台湾人女子は楽観主義
台湾人は日本人に比べて圧倒的に楽観的。将来の心配も日本人女性と比べものにならないくらいしません。日本人・台湾人と両方付き合ってきましたが、日本人女性は貯金・仕事・子供の将来などものすごい心配症であり、保守的(安定志向)が強いです。
台湾人は男女限らず、仕事をすぐ辞めます。雇用条件が良い会社で働くと長く務める人もいますが、そうでない限り転職を繰り返すのは良くあります。また、独立志向が強い人も多いです。
借金に関しても、日本人のように「借金=悪い」イメージがあまりないように感じます。基本的にかなり楽観主義であり、悪く言えば行き当たりばったり。そのため、保守的な人が台湾人女性を見ると、「物事を決めるのが大胆だなぁ・・・。」と思う事が多いでしょう。それは多くの場合、将来のことをあまり深く考えず「大丈夫だろう!」という感じで決めているからです。
④台湾人女子は謝らない
日本人は慣れないと大変かもしれませんが、基本的に非があっても中々認めません。
中華圏では謝る事はほとんどない。理由は、謝る=敗北であり、その場合大切な家族にまで迷惑がかかるというのがDNAレベルで染み付いているから。彼らに「謝ってもらいたい」は通用しない。
それに加えて、正当化するため言い訳したり、隠したりする事もある。こっちは真実を知りたくて(続
— にゃも@台湾Talk (@Shohei192) September 8, 2020
これは中国で「冤罪」が多かったのが理由です。中国では三権分立がなく、警察が容疑者に自白を強要する場面があったから。冤罪を免れたい中国人は、否定をし続けます。このような背景から、「謝ったらダメ」というような文化が根付いていったのです。
しかし、これは謝罪の方法が日本と台湾で違うだけです。日本は口頭謝罪を優先します。「すみません・申し訳ございません・二度と同じ過ちを犯しません」などです。口頭謝罪をすることによって元の輪に戻れるという文化が根付いています。
それに対して、中国では行動謝罪を優先します。言い合いになったら、ディスカッションをして、それに対して口頭ではなく行動で示すということです。
心の内をさらさない・言わなくてもわかって欲しい日本の文化では、主張し・議論して論理的に判断する中華圏の文化でやっていくことはとても大変です。黙っていても誰も分かってくれません。察してもくれません。わかって欲しい・相手に行動謝罪をして欲しい時には、議論して論理的に打ち勝たなくてはならないのです。
一つの例を挙げてみましょう。
もし台湾人女性が30分遅刻して来たとします。きっと日本人は「準備していたら遅れちゃった。ごめんね!」と言えば丸く収まるはずです。口頭謝罪が大事ですから。
しかし、実際に中華圏で起こるのはこんな感じではないでしょうか。
口頭謝罪がない日本人は思わずムッとなってしまいます。「俺は30分もここで待ったんだよ!せめて事前に連絡したらどうなの?」とヒートアップ。相手も「早く終わらせて来たの。仕事が忙しくて連絡する暇すらなかった。」
喧嘩しているように見えますね。だけど、中華圏ではこのような議論は本当によくあること。
「事前に連絡さえしてくれていたら、よかったのに。上司の〇〇さんにも残業をさせないように伝えとくよ」と言うと、勝ち目がないと判断し「わかったわ。今回はご飯をおごる」というようになるのです。これは実際のあった話です。
日本人女性は「口頭謝罪」が非常にうまいです。それに慣れ切ってしまっていると、台湾人女性は謝らないと思いがち。ですが、「議論↔行動謝罪」の文化ですので、台湾女性と付き合う方はこれに慣れないといけません。(※日本で一緒に住むと「口頭謝罪」の文化に慣れてきますが、台湾に住むと「行動謝罪」の文化になります)
⑤台湾女子は強い
先にも述べたように台湾人は主張します。納得できないことは、クレームをいれます。
- レストランでクレーム
- 不当なサービスでクレーム
- 不慮の事故へのクレーム
- 警察への通報
など、台湾人女性が毅然として主張している姿を見てきました。
毎朝、語学学校のウィンドウに飯屋のシールが貼られている事に妻キレる😇
「お店にクレームの電話して2度と貼らせないようにする!」
とお怒り。
クレーム言う事に躊躇が全くない台湾女性は頼りになります。 pic.twitter.com/ECbFEBfJAn
— にゃも@台湾Talk (@Shohei192) September 15, 2020
中華圏の文化では「わかって欲しい」と思っても、相手は何もしてくれません。議論して、相手に論理的に納得させて勝ち取るのです。日本人が中国人に圧倒されるのはこの文化の違いではないでしょうか?
「傲慢・うるさい・言う事を聞かない・モラルがない」というようなイメージを感じるのは、日本人が「日本人の当たり前」が全世界の人々にあると思い込み、論理的に主張をしていないからです。
台湾人女性は主張をします。
思っていることを口に出さない日本人女性に慣れている人は、台湾人の主張する態度が苦手な人も多いかもしれません。しかし、台湾では主張しないと生きていけません。不利な立場にされた時は、とにかく議論すること。それをしないとどんどん不利益が起こります。
このようなことから、「主張する台湾女性が強い」というイメージが出来上がったと推測します。
台湾人と国際結婚して気付いた日本人女子との違い5つ。まとめ
台湾人女子と日本人女子の5つの違いとして以下をあげました。
- 料理ができない
- 家族との絆が半端ない
- 楽観主義
- 謝らない
- 強い
ここで、ぼくが言いたいのは、表面的な性格の違いを指差すのではなく、なぜそういう違いが出ているのか、文化的背景を知ることが大事ということです。
日本の文化・恋愛常識とは全く違うことが沢山あります。そのため、お互いの違いをわかろうという意識が重要です。
よって、文化の違いを理解して、うまく歩み寄ることをわすれないで頂きたい。それによって、お互いが気持ちよく過ごせるようになります。
しかし、そう思い込もうとしても感情が追い付かないのも事実。その場合は、いい面に焦点を当てて考えるようにしています。
- ぼくの料理を「美味しい!」っていつも言ってくれる
- これから作って行く家族も大事にしてくれるだろう安心感
- 楽観主義だから困ったことも打ち解けやすい
- 謝らない→諦めた
- 論理的に主張してくれるので、困ったときに頼りになる
ぜひ、日本と台湾の違いを理解しつつ、台湾女子との恋愛を楽しんでください!