✔こんな質問に答えます。
日本にいると、TOEICの参考書が書店に沢山ありますね。だけど、TOFEL・IELTSという試験も良く耳にするのではないでしょうか。
また、TOEICは実践で使えないという事も聞いた事があるのではないでしょうか。
そこでこの記事では実際に4ヶ国で海外就職したぼくの観点から意見を述べていきます。
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英語の資格は海外の現地企業では必要なし
一応、履歴書には言語の欄があるので、
日本語 | 母国語 |
---|---|
英語 | 上級 |
中国語 | 日常初級会話レベル |
と、書いています。しかし、英語の資格のスコアは特に書きません。
英語の資格が必要のない理由は簡単です。
面接すればすぐにその人の英語レベルがわかるから。
また、海外では英語ができるのは当たり前だと思っているフシがあります。英語の能力+αで履歴書の書き方や面接でのアピール方法が重要です。
それに関してはゆうさんの英語面接の対策記事を読むとためになります。
日本で外資系を受ける場合は少し状況が違っていて、TOEICの点数が足切りになっているところもあります。(学生にふるいをかけるため)
しかし、ぼくの妹はアクセンチュア、ぼく自身もAmazonを受けましたが、TOEICのスコアは書いていなかったので、英語の資格は必要なかったと言えるでしょう。
日本の会社の海外駐在を狙うならばTOEIC!
日本の企業では未だにTOEIC神話が健在です。海外赴任をすることにおいてもTOEICの点数が高ければ有利です。
800点~900点くらいのスコアを持って、海外駐在を志望すれば人事の目に留まる可能性があります。
日系企業の海外事業部に入社するときもTOEICの点数を足切りにされる事が多く、IELTSやTOFELの点数を聞かれる事はほとんどありません。
未だに海外駐在は美味しいポジションであり、学べる事も多く、キャリアアップにも役に立ち、貯金も沢山たまりますので個人的にはすごくおすすめです。
へらじかさん @moose_fukui の駐在員給与記事に触発されて記事を書いてみました。駐在を志す方や駐在される予定の方の参考になれば幸いです。https://t.co/V2VOchrQct
— みやび@ヨーロッパ駐在中 (@JlT3EajoVs8HKzt) 2019年1月6日
アメリカ駐在員の給与体系と月給6000ドルの生活ぶり2017年版 https://t.co/FhOPjDXzkg
ぼくのアメリカ住まいの友達も支出が多いと口を揃えて言う。
— にゃも@台湾住み🇹🇼海外に出る人全力応援📣 (@Shohei192) 2018年12月27日
海外で日系企業を探す場合
この場合は採用の基準としてTOEICの点数を提示している会社もありますが、(日本人のほとんどがTOEICばかり受験するため)実際に英語を業務で使用するのであればIELTSやTOFELを重要視します。
なぜなら、IELTSやTOFELは読む・書く・聞く・話すの4つの能力が必要とされるためです。
どちらかの試験で高得点が取れている場合、TOEICの高得点保持者に比べて遥かに高い英語能力があることを知っているからです。(IELTS・TOFELはどちらも国際的な英語試験として利用されているためどちらでも構いません)
また、現地で英語を使うのであれば、英語面接がある場合もあります。ぼくは過去にタイで日系の会社で面接を受けましたが、最初の数分のカジュアルな会話が終わった後は、
と、唐突に言われました。
つまり実用的な英語を求められているという事です。
✔海外の日系企業
- IELTSやTOFELの点数
- 実践で英語を話せるか
- 言語以外の実践的能力
が重要なポイントになります。
将来海外で活躍したい。TOEIC、TOFEL、IELTSどれを勉強するべき?
話を戻しましょう。将来海外で活躍したく、どの資格を勉強すべきかという事においては以下のような結論になります。
日系会社で海外駐在を狙う | TOEIC |
---|---|
日本で外資系を受ける | TOEICまたは必要なし(しかし、英語能力がないと後々超苦労する) |
海外で日系会社 | 必要なしまたはTOFEL・IELTS |
海外の外資系 | 特に資格必要なし・実践で使える英語(TOFEL・IELTSが良い) |
▼英語の勉強法はこちら▼
海外では英語を求めていない求人も沢山ある
余談なのですが、海外の求人では英語能力を求めていない求人は沢山あります。
【マレーシア求人】
KLクアラルンプール市内の外資系BPO企業にて、カスタマーサービスとTeam Leadのポジション募集中。
日本の顧客からの問合わせ対応。英語よりも正しい日本語が話せる事が条件です。RM7500-9000、24時間シフト、渡航時航空券支給、各種手当有り。→— at (@at_090) 2019年1月14日
ハッシュタグ #海外求人 を調べると仕事募集しているところ結構あるのね。
海外に興味ある人は見てみるといいかも。
意外に気になる求人があるかもよ!
— にゃも@台湾住み🇹🇼海外に出る人全力応援📣 (@Shohei192) 2019年1月16日
ぼくの友人がインドネシアで人事をやっているのですが、英語能力はカタコトでもいいから現地の人とうまく仕事をしていく能力がある人が欲しいと嘆いています。
海外では、日本と同じような仕事の進め方をしていると痛い目を見ます。(ぼくが実際に痛い思いをしました!)
①遅刻
②無断欠勤
③仕事を任せたが最後になってできませんでした
④集団辞職
⑤うっかり他の人の前で指導し速攻辞職
⑥急に音信不通まだまだ色々あった気がするのだが思い出せぬ。
みんなの経験のシェア頼む…!!— にゃも@台湾住み🇹🇼海外に出る人全力応援📣 (@Shohei192) 2019年1月18日
こういう環境下のなかでも前向きに、他の人と協力して仕事をしていく姿勢の方が語学能力よりも重宝されます。
海外では労働時間は日本より圧倒的に少ないですが、違った苦労がありますのでそれを理解した上で決断すべきかと思います。
▼海外勤務のメリット・デメリット▼