台湾は食品を買い物するにあたって、2つの選択があります。伝統市場とスーパーマーケットです。
前者の方が生鮮食品が安く買えます。スーパーマーケットは日本と同じ感じですね。
本日はこの2つについてメリットやデメリットを説明していきます。
伝統市場(菜市場)とは
台湾全土にある上記写真のような場所です。。農家の人が直接売っているまたは、農家から直接仕入れた卸業者が販売しています。この市場で販売するにはお金を払う必要があるのですが、農家としては業者に売るよりも遥かに儲けがでるので、農家の人が直接売っているケースもあります。ぼくの嫁の実家もここで農作物を販売しています。
ごみごみしている感じだけど、アジアのこういう雰囲気が好きな人は楽しめます。
ぼくもお手伝いで販売していたことがあります。
ちなみに、田舎にいけばいくほど、この市場の周りで座り込んで販売していたり、車を止めて販売している人がいますが、これは市場へ値段を払わないで売っているので市場よりさらに価格が安いです。
メリット
農作物が新鮮&安い!!
デメリット
農薬などの検査を行っていないので、基準以上の農薬を使われていても消費者はわかりません。
ぶっちゃけ、儲けられればどんな手段をしても構わないという農家が一定数います。。。例えば農薬をどれだけ使っても、見た目さえよければよいとかそういう方もいます。
ぼくは台湾で農業の会社を半年運営したので、いろんな農家&卸業者を見てきました。
台湾のスーパーマーケット全聯福利中心(PX MART)
(台湾で有名なスーパーマーケット全聯福利中心)
他の国と同じですね。一年を通じてどんな野菜でも手に入ります。だけど、伝統市場よりも種類が少ないですね。
びっくりするのはアメリカ産の野菜・肉が多いこと。別にアメリカ産を信じていないということではないのですが、輸入品の多さにビックリします。。。
(牛肉>鶏肉>豚肉の順で外国産が多い※主にアメリカ産)
(カレーや鍋などの日本製品はとても多い)
こういうことは結構ざらにあります・・・。
カレーを作る材料で伝統市場とスーパーマーケットの値段を比べてみた
(4人家族分のカレーの材料をそれぞれ購入)
伝統市場 | 合計:250元(約920円) |
スーパーマーケット | 合計:304元(約1120円) |
伝統市場内訳:
玉ねぎ 10元×3
じゃがいも 12元×3
にんじん 10元
豚肉 75元(400g)
カレールー 99元
スーパーマーケット内訳:
玉ねぎ 39元
じゃがいも 12元×3
にんじん 10元
豚肉 120元(400g)
カレールー 99元
こちらもどうぞ。