海外で働く

【なぜ海外】新卒でベトナム就職&中国深センで起業のまことさん

にゃも
にゃも
今回は、深センに住んでいる吉川真人さんをインタビューしました。

 

吉川真人さんのプロフィール

京都出身

同志社大学卒

大学在学時に休学し、中国留学

大学卒業後は新卒でベトナムの会社へ勤務

人材紹介の営業、ウェブマーケティング、ライターを幅広く経験(英語、中国語、ベトナム語話者)

サラリーマンは合わないことに気づき、東京でのフリーランス生活を経て、2019年7月から中国の深センでシェアハウスを開業&新しいビジネスを創造中。

 

中国に行った理由

新疆ウイグル自治区での写真
にゃも
にゃも
まず、そもそも大学在住時に、なぜ中国へ留学に行かれたのですか?

英語圏を目指す人が多いと思うのですが。

 

まことさん
まことさん
いくつか理由があるので説明しますね。

 

中国語スキルを身に着けたい

まことさん
まことさん
中国の人口は2020年現在で約14憶人。世界人口の約85憶人に対して16%。更に世界各国に華僑は住んでいます。このように考えると、世界の1/4以上は中国語話者。

英語と中国語の両方を話せたら大きな武器になると考えました。

 

にゃも
にゃも
間違いないですね!英語・中国語が話せると華僑が多いアジアでは本当に便利ですし、武器になります。

留学中、中国語のレベルはどれくらい上がったのですか?

 

まことさん
まことさん
猛勉強して、HSK5級を取りました。

日本に帰国後、HSK6級も合格し、学外では日中学生会議に参加し、大陸の中国人の学生たちとディスカッションできるレベルになりました。

 

にゃも
にゃも
語学が武器になると思っても、そこまでの行動力や集中力を持っている方はいないので素晴らしいですね!

留学費用が比較的安い

まことさん
まことさん
留学費用が安かったのも中国を選んだ理由の一つです。

生活費と学費を含めた全ての費用は1年間で120万円程度でした。

 

にゃも
にゃも
1年で120万は確かに安いですね!

台湾でも同じくらいの金額で留学できるのを最近知りました・・・。

 

にゃも
にゃも
大学生の頃から、そういう事にアンテナを張っていたのが素晴らし過ぎます・・・!

将来やりたい事を考える

まことさん
まことさん
大学に入学する頃は英語の教員になる事を目指していましたが、時間が経つにつれ先生以外の事を職業にしたいと考えるようになりました。

また、このまま大学生活を送り、教員になることに対して疑問視するように・・・。

「今の自分が生徒に何を教えられるのだろう?」と言うのが正直な気持ちでした。

 

にゃも
にゃも
使命感・責任感が強いんですね。

 

まことさん
まことさん
そこで、全然違う環境に身を置くことで、新しくやりたい事を見つけられると思いました。

 

にゃも
にゃも
中国留学中に「やりたい事」は、見つかりましたか?

 

まことさん
まことさん
具体的に「コレ!」と言うのはないのですが、海外の方が心地よいという事に気付き、「できるだけ早いうちに中国を含めた海外で働きたい」と思うようになりました。

 

大学でだらけてしまった自分を変えたかった

まことさん
まことさん
大学に入学してから、全然勉強をしなくなっていたんですよ。

受験後の燃え尽き症候群と言えばいいのでしょうか。

 

まことさん
まことさん
いわゆる「よく居る大学生」の典型例でした。

「留学に行ったらこんな自分でも変われるかな?」と、思ったのです。

 

にゃも
にゃも
ぼくも、大学に入って全然勉強しなかったですし、周りに流されて何にも打ち込んでいなかったので、すごく気持ちわかります・・・!

新卒で海外(ベトナム)で働いた理由

にゃも
にゃも
中国留学で海外に興味が出たのはわかったのですが、新卒でベトナムで働き始めるって中々できない事ですよね。

その決断に至った背景や考えはどんな事だったのですか?

 

まことさん
まことさん
まず、以下の事を考えていました。

 

  1. 良い会社に入り「定年まで安泰という考え」が自分の性に合っていない
  2. 日本の昔から変わらない就職活動のシステムに疑問
  3. 会社に依存するより、能力で稼ぎたい

 

まことさん
まことさん
更に私には以下のような考えがあります。

 

様々な果物を食べたうえで、りんごが好きと言うのと、りんごしか食べた事がないのに、りんごが好きというのでは、文字は同じでも、その背景にある世界観は大きくかけ離れていると思います

 

まことさん
まことさん
上記の考えから、海外の色んな国を知った上で、日本について考えてみたいと思うようになりました。

また「他の世界を知らずに人生を終わらせたくない」という考えも出てきたので、海外へ飛び出しました。

海外で働きたいという人に伝えたい事

中国、万里の長城にて
にゃも
にゃも
海外で働いてみたいという人が増えています。そのような方々に伝えたい事はありますか?

 

まことさん
まことさん
まずは、「海外に飛び出す前に知っておきたかったこと」を読んでもらいたいですね。

 

目次

第1章 海外に出たらどういう相手と戦うことになるのか

第2章 やっぱり気になる英語、活きた英語をどう身につけるか

第3章 海外に飛び出す前に知っておきたかったワークスタイル

第4章 海外に飛び出す前に知っておきたかった交渉の流儀

第5章 サラリーマンを辞めて起業する前に知っておきたいこと

第6章 世界から日本はどう見えているか

第7章 だからこそ、海外に飛び出す

 

にゃも
にゃも
この本で、特に印象的なのはどこの部分ですか?

 

まことさん
まことさん
ライバルは日本国内ではなく、海外の人材という点です。

 

まことさん
まことさん
私は、私は中国留学時代に、中国人大学生がずっと同じ教室で自習している姿を毎日目にしていました。彼らは、トイレ休憩の間も英語の本を持ってブツブツ英語を発音してたんです。

これを見て、残念ながら、日本人が中国人に負けるのは仕方ないと感じました。

 

にゃも
にゃも
確かに。海外の大学は課題が山のようにあって、本当に大変だと良く聞きます。

だから、4年間で日本の学生と海外の学生では大きく差がつきますよね。

 

まことさん
まことさん
また、インターンシップを積み重ね、奴隷扱いから正社員を追い越そうと必死になり、その経験を面接時にアピールし、給与交渉もするベトナム人を見ました。

海外に出たら、ハングリー精神の塊である彼らと戦わなくてはなりません。

今の事業や今後の展望について

運営するシェアハウス「リバ邸」に来た人達と
にゃも
にゃも
中国の深センでシェアハウスを運営が今のメインの事業ですか?

 

まことさん
まことさん
そうです!シェアハウスを通じて様々な人と会うのが魅力です!

 

にゃも
にゃも
ちなみに、ぼくも深センに行ったら会って頂けますか?

 

まことさん
まことさん
もちろんですよ。笑

以下のような人は、大歓迎です!

 

 

  1. 深センに来たいと具体的に思っている人(留学でも起業でも実際に来ると思っている人に来てほしい)
  2. 深センでパートナーを探している人
  3. フットワーク軽い人

 

にゃも
にゃも
ちなみに、中国は住みやすいですか?

 

まことさん
まことさん
はい。中国と言うとあまりに広いので、深センに絞って言うと・・・

 

中国の住みやすいポイント

  1. 中国語が使える
  2. 実験都市(福岡のような感じ)なので、ITが様々な所で導入されている
  3. 監視カメラの数が中国で1番多く、治安が良い
  4. タクシーとバスが、BYD社のEV社に限定されているため、空気がきれい
  5. 平均年齢34歳と若い
  6. 他の中国の都市と比較して、事業家の比率が高い(10人に1人が事業家)
  7. 北京、上海よりも移民の町なので疎外感がない。
  8. ビザの更新が楽(香港が近いため)※真人さんは起業家ビザを現在は取得

 

にゃも
にゃも
深セン住みやすそうですね~。

 

まことさん
まことさん
はい!活気に溢れていてエネルギッシュな町で、とても好きです。

 

にゃも
にゃも
最後に・・・今後の展望などを聞かせて下さい。

 

まことさん
まことさん
まだ、詳しくは話せないのですが、リサイクル事業に参入しようと思っています。

色々と市場調査をしていて、競合が少なく、協力してくれるパートナーも見つかったからです。

 

にゃも
にゃも
いいですね!これからも色々挑戦して、最終的に成功する姿しか想像できないです。

 

まことさん
まことさん
今はまだまだですが、2020年は上記の事業を始める勝負の年なので頑張りたいです。

 

にゃも
にゃも
ぼくも改めて海外で起業家として頑張ろうと思えました!インタビューありがとうございました。

 

 

吉川真人さんのプロフィール

京都出身

同志社大学卒

大学在学時に休学し、中国留学

大学卒業後は新卒でベトナムの会社へ勤務

人材紹介の営業、ウェブマーケティング、ライターを幅広く経験(英語、中国語、ベトナム語話者)

サラリーマンは合わないことに気づき、東京でのフリーランス生活を経て、2019年7月から中国の深センでシェアハウスを開業&新しいビジネスを創造中。

ABOUT ME
にゃも
日本の日常生活に疑問を持っている人たちへ! 海外・台湾(台中)についての情報発信中! 1985年生まれ東京出身。 青山学院大学卒。RICOH→オーストラリアの現地企業→世界一周→Amazon Japan→カナダ現地企業→台湾人と国際結婚→台湾移住→フリーランス&起業家。

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