英語を短期間でペラペラになりたい
✔こんな方に伝えたいことがあり記事を書きました。
色んな方の英語の相談に乗りましたが、これがぼくの回答になります。今回はその理由を書いていきたいと思います。
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1ヶ月の勉強でTOEIC900点を取る人はいるが前提条件が違う
ぼくの友達にも数名いました。1ヶ月または数ヶ月の勉強でTOEIC900点取れてしまうツワモノが・・・。しかし、話を聞くと以下のようなパターンでした。
- 高学歴(英語の入試問題は難しい!)
- 帰国子女(昔は英語を多用していた)
早稲田大学や慶應大学の入試問題を問いてみればわかるのですが、めちゃくちゃ難しいです。あれを高校時代に解くには、「単語力・文法・英文解釈」などの総合力が必要です。
帰国子女の場合、英語を聞き取れていた経験があるので、カンを取り戻せば再び聞こえるようになります。
これらの人達がTOEIC対策本をガリ勉するとかなり短時間でTOEIC900に到達することができます。なぜなら、英語を理解する土台がしっかりしているからです。
短期間でペラペラになれる本がありふれているけど英語がしゃべれる人は増えていない
本屋に行けばわかると思いますが、世の中には「短期間でペラペラ~」シリーズがありふれています。
しかし、残念ながら短期間でペラペラになれるはずなのに、日本人の英語力が伸びている実感があまりありません。
多くの英語学習者が口を揃えていいますが、「簡単に短期間で」できる英語勉強法は存在しません。
TOEIC900点以上の割合は受験者の5%以下
TOEIC900点以上の割合は受験者全体の5%以下です。800点以上も全体の10%以下となっています。
つまり、日本全国で英語の勉強に励んでいる人の上位10%しか高得点(800点以上)を獲得することができないのです。
短期間で英語ができるようになるのであれば、もっと全体の点数が上がってもいいと思いますよね?
しかし、実際は「短期間で英語を伸ばすことが困難」というのをTOEICのテストの統計が証明しているのです。
英語学習で1番大事なのは継続
ワーホリで2カ国。フィリピン留学+毎日8時間以上勉強をほぼかかすことなく3年間やった結果、英語がある程度できるようになりました。
なんで、ぼくは1ヶ月でTOEIC●●とれるとか言う類の本は信じません。
量と継続力が圧倒的に大事だという事も知ってます。
一回努力しきったことは財産です。 pic.twitter.com/GYARE9pqCW
— にゃも@台湾台中🇹🇼海外移住・留学 (@Shohei192) September 24, 2018
勉強・スポーツ・音楽・芸術どれをとっても上級レベルになるまでは何年という歳月が必要になります。
ぼくも今まで色んなこと(スポーツ・楽器)をやりましたが、どれも短期間で上位10%に到達することはできませんでした。どの分野でも数年間継続してやってやっと結果が出てきました。
英語も同様です。少しの勉強で上位10%に食い込むことは、よほどの秀才でない限りできないでしょう。ですから、「効率的なトレーニング方法を積んで成長スピードを上げることはできます」が、決して短期間ではペラペラにはならないことをぜひ覚えておいて下さい。
英語のレベルを上げるにはインプットとアウトプット
野球を例として考えてみましょう。
野球のレベルを上げるには以下のようにやりますよね。
①基礎練習
②練習試合
③本番の試合
練習ばかりやっていても本番の試合では勝てないし、練習試合ばっかりやっていても基礎がおろそかになってしまいます。
英語も同様です。
①基礎練習
②話す練習
③実際に使う
このような形です。英語で言う①基礎練習は、単語や文法の勉強などがあげられます。
②は習った単語と文法を使って文章を作って話すことですね。
例えば、①で新しい単語や文が以下だとしましょう。
Learn how to organise a conference
※how to~ どうやって
※organise 組織する
※conference 会議
使えないのです。理由は話す練習をしていないからです。
日本人は②と③の作業が圧倒的に不足しています。必ず②をやって、口に出して言える状態にならないといけないのです。そうでないと、③実際の場で使うことはできません。
日本語で考えてみましょう。
例えば 「身から出たサビ」という言葉の意味は「自業自得・因果応報」という意味ですね。
だけど、意味を知っていても実際の生活の中で使わないと、それは一生使える言葉としてストックされません。
このように自分の言葉で使えるようになって始めて使い方がわかります。これが実際に話す練習です。
そして、その言葉を日常の生活の中で使えたら、「その言葉が身についた」ということになります。
英語も同様で、どんなに単語を丸暗記してもそれの使い方がわからなくては全く使い物になりません。
日本人は中学校で3年間、高校で3年間、大学に行っている人は恐らく大学でも英語の勉強をしています。しかし、全く話せないのはこの②と③の勉強をやっていないからです。
中学単語がわかれば会話に苦労しないと言いますが、その通りだと思います。中学校の単語だけでネイティブと会話しても、どうにか会話は成立するでしょう。高校の単語を使えば、ほぼ会話で問題になることはないと思います。
それくらい日本人はインプットの勉強に集中しすぎていて、アウトプットをおろそかにしてます。
よって、インプットとアウトプットをバランス良くこなすのが英語のレベルを上げる最短方法になります。
日本国内においてアウトプットができる場所は英会話教室が最適解
外資系企業で働いていれば、普段からアウトプットする場が用意されているでしょう。
しかし、職場や学校に英語を話す場が全くない人は、英会話スクールに通うかオンライン英会話しかないでしょう。
他にもラングエッジエクスチェンジやミートアップ、パートナーを作ってアウトプットという方法もあります。それは以下の記事でまとめているので割愛します。
しかし、英会話教室でもグループクラスであなたがしゃべれる環境がないのはダメです。グループで学ぶ教室に数年通っていたことがありますが、自分がしゃべろうとしないと全く話すターンがまわってこないのでアウトプットが全くできないことを経験しました。
英語が短期間でペラペラになりたい人へ。まとめ
英語は継続的に勉強しないと話せるようになりません。そして、ベストな勉強方法はインプットとアウトプットをバランス良く行うということです。
日本人はインプットに偏る傾向が強いので、まずは今まで習った単語などをアウトプットして使える言葉にするのがいいと思います。
英会話教室に通うのはとても有効な手段ですが、以下のような悩みを抱えている方はオンライン英会話が最適です
- グループレッスンでしゃべる機会がない可能性
- 仕事・学校が終わった後、通うのが大変
- 英会話教室はちょっと高い
オンライン英会話は無料で数回授業を受けることができるので、試してみて下さい。
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