こんにちは、台湾にゃも(@Shohei192)です。
卵がけご飯って食べたいですよね!!!ぼくは大好きです。インスタで#TKGフォローして日々眺めているくらい好きです。
多分海外勢はこれを見るだけで、頭の中で卵がけご飯の味を妄想していると思います。
しかし・・・
・海外って生卵食べられるの?
・なぜ生卵を食べると食中毒になるの?
・日本では大丈夫だけど、海外ではどうなの?
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では上記に関する疑問を答えていきます。
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なぜ、海外で生卵を食べてはいけないのか?
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それは、日本と海外の殺菌方法に違いがあるからです。
その前に、どうして生卵を食べると食中毒を起こしてしまうのかについて説明していきます。
生卵を食べる危険性について
卵にはサルモネラ菌が付着していて、一定数の菌が体に入ると平均12時間の潜伏期間を経て、腹痛、嘔吐、下痢の症状がでます。
サルモネラ食中毒は、本菌が腸管上皮細胞に感染した結果生じる、腸管内への液体貯留と好中球浸潤による炎症によって起きると考えられている。典型的な感染型食中毒であり、その主な症状は、腹痛、嘔吐、下痢(ときに粘血便)などの消化器症状、発熱(高熱)などで、抵抗力のない者は菌血症を起こし重症化することがある。まれに内毒素による敗血症を合併し、死亡することがある。潜伏期間は平均12時間ほどといわれているが、S. Enteritidisの場合3-4日となることもある。一般的なサルモネラ属菌では、発症するのに10万個以上の菌数が必要といわれているが、S. Enteritidisは100個以下の菌数でも発症することがあり、食品を介さない人から人への感染も報告されている
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)サルモネラ』
サルモネラ菌を排除するために日本でやっていること
鶏卵にサルモネラ菌が付着する経路は、卵殻表面に付着した糞便等に存在するサルモネラ菌が卵内部に侵入する場合(on egg汚染)と、サルモネラ菌に感染している鶏の卵巣や卵管にいるサルモネラ菌が卵の形成過程で内部に取り込まれる場合(in egg汚染)の二通りとされているそうです。
出典:内閣府食品安全委員会事務局「安心して生卵を食べられる国」
通常の流通過程では、パックに詰められる前に卵殻の洗浄・殺菌が実施されているので、on egg汚染は除去されます。それに対してin egg汚染は、卵内部の汚染なので洗浄・殺菌しても取り除かれません。
日本では、もともと鶏が感染しないようにしたり、飼育方法を工夫することによって、サルモネラ菌の感染率を下げる努力がされています。
海外(台湾)での卵の殺菌について
海外では殺菌しているのかしていないのか、正直わかりません。
ぼくは台湾の50%の卵を生産している彰化に住んでいましたが、衛生管理はないようなもんですし、見ている限り、殺菌する施設なんて全くなかったです。
(十中八九殺菌なんてしていないと思いますよ。彰化に行ったことある人ならわかるかもしれませんが、鶏とかひどい環境で育てられてますからね…。)
スーパーマーケットに並んでいるのは、表面が割とキレイなので水洗いくらいはしているかもしれないですね。市場で売っているのは羽とか糞がついたまんまになっているのもあります。
このことから、卵をそのまま割って食べる(半熟も含む)は食中毒にかかる可能性があります。
サルモネラ菌の増殖を防ぐため、殺菌するためには?
サルモネラ菌は10℃以下、46℃以上で増殖遅延。5℃以下及び50℃以上では増殖しません。そのため、冷蔵庫に入れておけば菌の繁殖は防げるということですね。。。
全卵、卵黄中で60℃、3.5分でサルモネラ菌が不活化します。卵白中で55℃、3.5分で不活化します。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)サルモネラ』
生卵に対して海外からの反応を聞いてみた
私はタイのホテル(外資系グループホテル)の朝食で温泉卵を食べて3日ほど苦しみました。。。とうしても休めなくて、治るまで毎食後お腹を下してたなぁ。。。
— 海外生活hardmode (@hardmode10) 2018年10月9日
オーストラリアで卵かけご飯して
2週間は沈没しました。 https://t.co/f2xYrDuwdh— えいと@メスからオスになった人 (@MAAsans8) 2018年10月9日
友人が台湾で半熟卵食べてあたりました。それを聞いてから卵は完全に火を通してからじゃないと怖くて食べられません。
— 台湾で手形アート otete club (@oteteclubtaiwan) 2018年10月9日
にゃもさん運強いなぁ…。
卵かけご飯は海外でするなら日本で!どうしてもなときは殺菌済みのものにしましょ😫
殻にサルモネラ菌が付いているので、別容器に割り入れて食べるが吉です。— maki (@nkymmaki) 2018年10月9日
会社員時代、微博で中国人向けにすき焼きの記事を書いたとき社内審査通りませんでした。生卵の文化がない(危険)から消すようにと。ちなみに料理教室(日本)で生食用の卵以外はおすすめしないと言われました食べてるけど。 https://t.co/FgQHkfj35u
— へろみ@酒は残すな名を残せ (@NSgwin) 2018年10月9日
フランスも卵の菌が不安なので、温泉卵にしてます。70度で25分放置かな(ジャーの保温機能使ってます)。これくらいだと釜玉うどんにしてもけっこう絡んで美味しいですよー
— 石川ちゃん🇫🇷パリの相談おとなり.fr (@u1_i) 2018年10月9日
ビオだと大丈夫、と言う人もいます🙂
日本みたいなサルモネラ対策はしてないから、万が一があるって。。plein air…放し飼いのやつとか、サルモネラになるスキはなさそうです
— 石川ちゃん🇫🇷パリの相談おとなり.fr (@u1_i) 2018年10月10日
日本から輸入品が多いので、たまに卵かけご飯たべます。
日本と香港と台湾の卵の消費期限が違いすぎる。
香港は何と2ヶ月です!
なので新しい物しか買いません。
たまに腐ってるので必ず臭いを嗅いでから買うようにしてます。— 改め酒呑 (@PacificWingKURI) 2018年10月9日
全然気にせず卵かけご飯食べてた(・ω・;) https://t.co/invXreD00o
— りえ (@rie_v923) 2018年10月10日
ウガンダで卵かけご飯しましたが……
ピンピンしてました。殻を洗って熱湯に1〜2分つけました。
が、やはりきっとリスキーなんですね。— もっちー@ウガンダ理科 (@JocvMcchey) 2018年10月9日
生卵はなぜ海外で食べられないのか?まとめ。
実際、海外で食べていて食中毒にかかったことない人もいるし、かかっている人もいることがわかりました。
しかし、詳しく調べて見ると・・・以下のことが必要になります。
・サルモネラ菌を殺菌するために60℃以上で、3.5分が必要不可欠
・生食用に殺菌消毒されたものを食べる
そういえば!!
シンガポールのドンキでは生食たまごが売っております!1パック$4.9≠¥400
お金で安心が買える‥(賞味期限切れてるけど勿体なくてゆで卵にしてまだ食べてる‥) pic.twitter.com/4WQzVpNBmz
— 海外生活hardmode (@hardmode10) 2018年10月9日
台中で買ってる卵、周りの日本人さんで生で食べる人もいるみたいよー。(桃園方面から取り寄せてる!)
我が家は子供もいるし、しっかり火を通す派です。
— ねね@子供と台湾 (@nenemama2017) 2018年10月9日
みなさん、食中毒には気をつけましょう!