こんにちは、世界一周経験者のにゃも(@Shohei192)です。
インドに6ヶ月ほど滞在して、様々な詐欺を経験しました。
・インドに行ってみたいけど、怖い
・インドはよく詐欺にあうって言うけど実際どうなの?
・インドに行く際にまず何に気をつければいいの?
という人のために、ぼくや周りの人が実際に経験した詐欺についてまとめましたので、同じ状況に陥ったら詐欺だと思って、全力で回避して下さい。
D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)
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インドはメチャクチャ楽しい。だけど危険はつきもの
(本気でヨガの修行をしていた当時のぼく)
インドは、汚いし、不便だし、すぐお腹壊すし、病気にもかかりやすいところだけど、慣れてくるとメチャクチャ楽しい。これはインド経験者が口を合わせていうので、それなりの理由があります。これに関しては別記事をどうぞ。
だけど、残念ながら詐欺が多いのも事実であって、特に首都デリは半端じゃないくらい詐欺が多いので、インドにバックパッカーに来る人はかなり高確率で洗礼を受けます。自分もガッツリやられたので人のことは言えませんが、これを読んだ人が危険を事前に察知して、楽しい旅行になることを心より祈ってます。
インドの詐欺の手口一覧と対処法
空港・駅・観光地周辺からの拉致タクシー
デリー(インディラ・ガンディー)国際空港空港、駅、観光地周辺で待ち構えているタクシー、リキーシャなどによる拉致は常にあります。
特に、バラナシ駅、デリー駅、デリー空港はメッカになっています。
上記の周辺でタクシーまたはリキーシャに乗ると、ほぼ100%の可能性で自分の言っていない目的地へ案内されます。
1番多いケースが、旅行代理店に連れていかれるパターンです。日本人からすると、そこで紹介される3万円旅行パックとか安く思えるのですが、基本的にボッタクリですし、発行されたチケットが偽物のケースもありますので、連れて行かれた旅行代理店では一切の契約をオススメしません。
ぼくはバラナシにて、ぼくの予約したゲストハウスは水没しているからという理由で、違う場所に連れて行かれ、目的地の方向に行ってくれと何度も言ったが、謎の施設に拉致されました。
目的地に連れていくように再度強く言うと、しぶしぶタクシーを運転し、「ここをまっすぐ行くとお前の指定したゲストハウスだ」と言われ、降ろされた所は全く違う場所でした。
ぼくはインドのホテルで働いていたのですが、ホテルが手配する空港からの送迎タクシーを断った人の半分以上が、宿に辿り着けませんでした。恐らくどこか違うところに連れて行かれて帰ってこれなくなったのでしょう。
これを避けるためには・・・
・空港からホテルまでは必ずホテルが手配した送迎タクシーを使う
・駅や空港の前で呼び込みをしているタクシーやリキーシャは無視する
・違うところに連れて行かれたら絶対にタクシーから降車しない
を守ってください。これで、かなりトラブルを避けることが可能です。
家族ぐるみ詐欺
この詐欺は神出鬼没です。ぼくは2回家族ぐるみ詐欺を見ました。(内、一回は被害者)
家族ぐるみで話しかけてきて、仲良くなって、連携プレーでお金をサクっと盗られたり、子供に何か買ってあげてといって、数万円もするネックレスを勝手に買ってきて金を請求されたりします。
現地の家族と素敵な思い出を・・・みたいな精神でいると痛い目をみます。ぼくは、電車で仲良くなった家族とご飯を食べたら、睡眠薬が入っていて全ての物を盗まれました。
2回目はゲストハウスに泊まったときに、子どもたちに何か思い出となる物を買って欲しいと懇願されたけど、断りました。隣に宿泊していた韓国人の女性がこれにひっかかり、高額請求をされていました。。。
家族だからといって、簡単に心を許してはいけません。他の国ならばまだしも、インドでは高確率で詐欺にあいます。
ヘナおばさん
歩いているとおもむろに近づいて来て、腕などに勝手にヘナの落書きしてお金を要求してくる。金額は大したことないが、変な落書きをされた上に要求してくるので、急に距離を詰めてくる怪しい人からは必ず距離をおくようにしましょう。
額に絵の具をつけてくるおっさん
額に当たって色がついてしまうとお金を要求されるので、額を手でおおうと去っていきますw
これをちゃんと仕事としてやっている人もいるのですが、詐欺の手法としてやっている人もいます。いずれにせよ、不用意に距離を詰めてくる人は気をつけましょう。
派手な装飾おじさん
電車の中で後ろから方をトントンされて振り向くと、すごい化粧と装飾をしたじいさんが立っていることがある。見てしまうとかなり強引にお金を請求されるので、電車内で肩をトントンされたり、変な音楽が鳴ったり、鈴の音が鳴ったりしても絶対に振り向かないようにしましょう。
バクシーシ
インドで、サービスに対してお金を与える行為のことを主にバクシーシ(恵みや施しの意味)と言います。宿に泊まる際、部屋に荷物を持っていってくれる子どもがいて、荷物を運び終わると「バクシーシ」とお金をねだってくる。
知らない人に道を聞くときに丁寧にその場所まで連れていってもらったりするとバクシーシを請求される。
身なりが汚ない人や子どもに聞いたりすると高確率でバクシーシされるので、道を聞くなら、キレイな靴を履いている大人に聞くのがベスト。キレイな靴を履いている人は高確率で英語ができ、身分も高いのでバクシーシをねだられることはありません。バクシーシをねだる子どもの中には、服がやぶれるくらいひっぱってお金をねだる子もいます。
インドに来ると、貧困層にお金を与えたら貧困を助長させる!みたいな考えは持たない方が気軽に旅行できます。この記事では深く触れませんが、インドを長期旅行すると違う考えが芽生えるはずです。
ホームレスやストリートチルドレンに物をあげると助長させる。
って決めつけてない?
実際、行動すると違う側面が見えてくる。
自分もインドで沢山バクシーシ(施し)して考えが大きく変わった。
一つの大きなカテゴリでまとめず、ケースバイケースでフラットに考えられる目を、そして頭を。 https://t.co/pWrGi9VxPC
— にゃも@台湾台中住み🇹🇼海外に出る人全力応援📣 (@Shohei192) 2018年8月27日
犬、猿は要注意
詐欺の話ではないですが、野良犬と猿には要注意です。この2種類の動物は狂犬病というウイルスを持ってる可能性があり、予防接種を受けていたとしても、病院へ行かなければなりません。ひっかかれてもダメなので、できる限り距離をおきましょう。バラナシの町では、猿が旅行者の食べ物を盗ろうとそこらじゅうにいるので、食べ物を持って歩くのはとても危険です。
狂犬病の詳しい情報はこちら:狂犬病ワクチン - 狂犬病の発生状況や狂犬病ワクチンの予防接種についてのご案内
背後からの強盗
人気のない歩いていると、後ろから石などで殴られ、持ち物を強奪されるケースがあります。もはや、詐欺ではないですが、ぼくの友達はこれで、一眼レフを盗られました。
人気のないところをひとりで歩かないのが無難です。
インドの詐欺の手口一覧と対処法まとめ
インドはとっても楽しい国なのですが、詐欺に対する免疫は必ずつけなくてはなりません。
ここに書いてあることを注意するだけでもかなりトラブルを避けることができます。
インドに行くときは、最新版の地球の歩き方を購入して、詐欺に対する知識武装をすることを強くオススメします。
D28 地球の歩き方 インド 2018~2019 (地球の歩き方 D 28)
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