ZenMarket(ゼンマーケット)ってどんなサービス?
いい点や悪い点がわからない。
こんな方に向けて記事を書きました。
- 海外在住で日本の商品を簡単にお取り寄せしたい人
- 海外で買うと高い日本製品を少しでも安く買いたい人
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ZenMarket(ゼンマーケット)のメリット・デメリット【実際に使ってみた感想】
まずは、実際に使ってみて良かったポイントをあげてみます。
ZenMarket(ゼンマーケット)のメリット
- 「楽天市場、Amazon、ヤフオク!、Yohoo!ショッピング」の商品を購入し、海外発送することができる
- ZenMarket経由でもAmazonや楽天と同じ価格
- 決済方法が豊富
- ユーザビリティ(使い易さ)はそこそこ良い
- 海外で同じ商品を購入するよりも安く買える
今回、実際にオリンパスのカメラをオーダーして見ました。以下を見ておわかりいただける通り、「楽天市場、Amazon、ヤフオク!、Yohoo!ショッピング」から購入できます。
また、上記のサイト以外の通販サイトからも商品ページのURLを検索バーにコピペするだけでカート追加が可能です。
と、思ったあなた!
ぼくも同じことを思いましたw
ということで、同じ商品(プロテイン)の値段をAmazonとZenMarketで比べて見てみました。
つまり、Amazonで売られている商品をZenMarket経由で購入しても高くはならないということがわかりました。
また、決済方法も豊富で非常に楽でした。各種クレジットカード・PayPal・アリペイ・ユニオンペイ・仮想通貨・WISEなどの国際送金・国内銀行振込と豊富なので、これで困ることはないでしょう。
商品検索→購入→発送までの手順は、ここでは説明を割愛しますが、基本的に操作で困ることはあまりありませんでした。
ゼンマーケットで購入した場合と台湾現地で購入した場合の詳しい比較については、後述します。結論から言うと、デジタルカメラ購入のトータルコストで約8,000円安く購入できました!
次は、実際に使ってみて、「あれ・・・?」と、思ったことをいくつか載せておきます。
ZenMarket(ゼンマーケット)のデメリット
- ZenMarketにポイントをチャージする必要がある
- チャージするには手数料がかかる(3.5%)
- 商品発送が止まる場合がある
ZenMarket経由で商品を購入するためには、マイアカウントにチャージをする必要があります(十分な金額をチャージをしていないと以下のような警告が出ます)
そうして、もう一つ気になる点が、アカウントにチャージする時に3.5%の手数料が発生することです。下記のように10,000円チャージするには、10,363円がクレジットカードから引き落としされます。
また、もう一つ気になった点が、手続きが止まっている可能性がたまにあるという事です。完全にこちらの落ち度なのですが、手続きに不備があると(当たり前ですが)発送できません。使用されているクレジットカードが間違いなくご本人様のものだと確認するためのセキュリティ上の理由から、身分証明書のご提示が必要なのですが、このプロセスを行わないと、商品が発送されません。
レビューや評価を調べてみると、他にも経験していた人がいたようなので、ちょっと遅いな?と思ったら問い合わせてみるのが良さそうです。
また、上記以外にも輸入禁止や輸入制限がかかっている物に関しては注意が必要とゼンマーケットの担当者が言っていました。当たり前ですが、国外からの輸入になりますので、通常輸入に制限がかかっている物(食料品によくある)は、特に注意が必要そうです。
ZenMarket(ゼンマーケット)経由で発注した場合のトータルコスト
ゼンマーケットを使った時、やはり気になるのはトータルコストだと思います。そこで、実際にかかる値段について具体的について書いていきます。
今回、オリンパスのデジカメ(E-PL10)を購入しました。
本体価格は65,780円。そして、国際送料が2,700円です。
そしてこれに加えて、関税がかかります。関税については各国商品によって全く違うので、いくらかかるか正確な値段をここで言及することはここではできませんが、上記のオリンパスのカメラに対しては、873元(3,492円)の金額がかかりました。
つまりカメラを日本から台湾に送るためにかかったトータル費用は以下です。
項目 | 金額(円) |
---|---|
カメラ本体 | 65,780 |
手数料 | 300 |
国際送料 | 2,700 |
関税 | 3,492 |
合計 | 72,272 |
ちなみに関税は配達されて来た時に配達員さんに現金払いしました。こちらも国によって徴収方法が違うかもしれませんが、こういった費用が発生する可能性があることを念頭に置いておく必要があります。
ちなみに台湾国内で同様の物を購入すると19,990元(79,960円)なので、7,688円もお得に購入した事になります。
ZenMarket(ゼンマーケット)の商品発送の手順
今回、実際にオリンパスのカメラをオーダーしてみました。
以下が簡単な手順になります。
- 商品をオーダー
- アカウントにチャージ
- 商品が倉庫に届く&梱包&出荷
商品をオーダー
まずは商品を購入しましょう。
商品を購入すると、「商品の確認中」と出てきます。確認が終了後、国内配送料が確定(購入元によっては国内配送料無料)し、支払いマークが出てきます。
注文内容が確定したお知らせなどは、全てメールで届きますのでメールをチェックするようにしてください。
アカウントにチャージ
クレジットカードやその他決済方法を利用してアカウントに必要な料金をチャージします。商品代金+ゼンマーケット手数料(300円)+国内配達料を支払う必要があります。
足りなければちょこちょこ課金することも可能ですが、ちょっと面倒です。合計金額を計算してその分をチャージするようにしましょう。
商品が倉庫に届く&梱包&出荷
商品が届くと、上記のようなお知らせメールが届きます。
その後、梱包待ちのステータスになり、出荷されていきます。
台湾からオーダー。商品はどれくらいで届いた?【発注から12日】
デジカメをゼンマーケット経由でオーダーしたのが8月20日で商品が届いたのが8月31日で、かかった日にちは12日でした。
ゼンマーケット株式会社 口コミ&評判
ゼンマーケットの口コミをTrustpilotという口コミサイトからいい評価・悪い評価を抜粋しました。
ぼくが見たところレビューは約7,000件あり、5段階評価で4.6でした。多くのお客さんはサービスに満足していて、少しのお客さんは発送がうまくいかなかったこと(このコメントだけでは誰の落ち度かはわからない)で悪い評価となっていました。
良い評価
2回目のZENMARKETさんからの購入品も無事に受け取ることができました。感謝!
7月28日に商品をZENPLUS(お薬+サプリ)を購入し、8月5日に倉庫に到着、その後EMS(お薬はDHLは利用不可)により、8月12日にシンガポールにて無事に受け取り。
常に最新状況の連絡があるので、有難かったです。素晴らしい!梱包も、とても丁寧でした。
最初の手続き(購入依頼)から4日間で
最初の手続き(購入依頼)から4日間で、シンガポールに届きました。販売元の発送が早かったことも大きな要因だと思いますが、素晴らしい対応です。発送依頼から発送手配も迅速でした。適宜、メールでのお知らせがあったのもありがたかったです。他の方から、ネガティブなコメントがあり、驚きました。
少人数での経費削減などにより、この低価格でのサービスが実現できているのですね。ありがとうございます。
日本から海外発送できる品物でも、受け取り側の国の規制が厳しい場合の実例(受け入れ拒否)などを【注意】として、明記し、リスクがあることを利用者側にもわかるようにしていただけると、ありがたいですね。
ZenMarketは最高です
ZenMarketで導入のは初めてなんです。最初はちょっと心配したけどZenMarketのサービス凄く良かった。ステップずつに最新情報をメールで知らせてくれるし、予定に商品が届きまし、梱包も安全でした。届いた時言えないぐらい嬉しかった。またZenMarketで買い物したいです。ありがとうございます!
悪い評価
もう二度と使いません
昨年の3月に注文したのにあれから1年3ヶ月経ってもまだ商品が届きません。送料が足りないからと催促が来たので昨年送金したらそれから半年後更に足りないと連絡が来ました。本当に後悔しています。もう二度と使いません。
非常に不親切
商品が税関で止まり日本に送り返されたと連絡をいただいたのでもう処分してくれと言ったら、手数料がかかるとだけ言われたので了承した後、料金の詳細やこちらになんの連絡も無くアカウントのチャージ分から勝手に引き落とされていました。もともと税関で荷物を止められる事が多い国で仕方ない部分もありますが荷物を受け取るために求められた書類に関しても対応が不親切で結局受け取る事ができませんでした。
もう2度と使いません。
楽天さんから購入して品物は、すぐに届いてあるのに、3週間も倉庫から品物がみつからないやら人手が足りないやら言い訳だけ。結局、購入してから1か月以上たっていますが未だに品物を受け取っていません。何度も連絡しているのに中々連絡も取れず、本当に最低です、もう2度と利用しません。
まとめ
今までAmazonや楽天で買った商品が海外に送れないと悩んでいた方にとっては、ゼンマーケットはベストなサービスだと思います。お値段も非常に良心的です。
しかし、ゼンマーケットさんのせいでは全くないのですが、税関の影響で商品が止まってしまったり、国と商品によっては高い関税がかかる可能性があるというのを覚えておいた方が良さそうです。
ぼくは関税があっても、台湾国内で購入するより安く購入できたので、今後は日本商品を買う時は特に積極的に使っていこうと思いました。