✔こんな疑問にお答えします。
本記事の作成のためにインタビューした人
- 33歳愛知県勤務のメーカー男性
- 28歳東京勤務の外資系コンサル女性
本記事を書いている人の就活経験(内定無双した訳ではないです)
2007年度青山学院理工学部電気電子工学科卒業
株式会社リコー国内総合職入社
内定・最終または3次まで行った会社:日立・東芝・キヤノン・新日鉄・スクエア・エニックス・日産・メイテック・ポーラ化粧品・NTTコミュ
エントリーシートで落ちた会社(笑):ソニー・NTTデータ
エントリーシート出した会社数:約50社
台湾留学をした後、多くの人が日本で就職活動を開始すると思います。
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2020年卒の度就職活動正式開始2019年度3月を真に受けるな
2019年3月
3月からは、本格的な就活が始まります。合同企業説明会やOB・OG訪問など、さまざまな企業、先輩と接触する機会が増えてきます。後から興味を持ってもプレエントリー締め切り後だった…ということもあるので、興味を持った企業にはひとまずプレエントリーしておくのがおすすめです。
3月ごろからは、個別の企業との接触も増えてきます。筆記試験や面接がスタートし、6月頃には選考が本格化。エントリーシートを書くためや、面接対策のために、直前になって企業研究をやり直す人も多いですが、複数の選考が重なり忙しさのあまり寝不足に…なんて話もよく聞かれます。時間に余裕のある時期に計画を立てて、早めから「興味のある仕事を深く知る」ための企業研究を進めることで、効率よく就活を進めましょう。
2019年6月
6月からは、徐々に内々定が出始めます。とはいえ、本当に自分にマッチした企業に出会うためには、半年以上かかることも。企業の採用担当者も、自社にマッチした学生を見つけるまでは採用活動を継続する傾向があります。根気強く、自分がその企業に対して何の価値を提供できるのか、逆にどんな条件を企業に求めているのかを考え続けながら、納得できるまで就活に取り組んでいきましょう。
内々定者の数が採用予定数に満たない企業、1年を通して採用を継続している(通年採用)企業、夏休み以降に採用活動を実施する(秋採用)企業は、上記の期間以外でも、採用活動を継続していきます。納得して就活を終えられるよう、早いうちから取り組みましょう。
リクナビ2020最新版就活スケジュールを確認すると上記のようになっています。
2019月3月に就職が開始と思っている人もいますが違います。実際にはそれより前に様々な準備&行動をしておくことが必要です。それに加えて、大学3年生の6月あたりから始めて有利に就職活動を進めている人達もいます。
3年次の夏・冬のインターンシップやOB訪問から内々定が出ている
3年次のインターンシップ夏・冬およびOB訪問で内々定が決定します。
最初に紹介した外資系コンサル女性の会社では夏・冬のインターンシップで内々定を出しました。また、メーカー男性は母校の後輩でメーカーに興味がある人をピックアップして事前に面接を行っています。
このように日本の就職活動では3年生の6月くらいからインターン活動で内々定を決める&有名企業のOBが後輩を青田買いする行為が今でも行われています。
大手であればあるほど、このような青田買いが早く始まる傾向にあります。優秀な学生を早く確保したいからです。
内定を取るまでのやるべきこと・プロセス
内定を獲得するための必要なプロセスを紹介します。具体的には以下の通りです。
- やりたい事を見つける(業界・企業・仕事研究)
- エントリーシートを本気で添削する
- SPIで高得点を取る
- 面接受けまくる
この中において①が1番重要です。深掘りしていきます。
やりたい事を見つける(業界・企業・仕事研究)
やりたい仕事を見つけるのが1番大事です。しかし、やりたい事を見つけるのはとても骨の折れる作業です。
どの業界で仕事をしたいのか?どの企業で仕事したいのか?どんな職種で仕事したいのか?
これらを絞っていかなければなりません。
仕事を探す時どの分野に興味があるかを見つける方法をいくつか紹介します。
- 本を沢山読む
- 自己分析をする
- 企業説明会に参加する
- OBに会う
①本を沢山読む
本を読むのは簡単にできます。そしてインターネットの情報より信頼性が高いです。この2冊を買えば日本の企業を網羅できるのでおすすめです。(購入必須)
以下の本は読んではいないのですが、こういった本によって身の回りに色んな企業があって生活が成り立っているんだというヒントになるはずです。
就活のノウハウ本も買うのももちろんですが、世の中にどんな会社があってどうやって生活に関わっているのかを知ると、やりたい仕事が明確になっていきます。
よーくさんの一流企業内定に向けての心得にあるnoteも必見です。消去法で仕事を探す方法がかかれています。
②自己分析をする
自己分析も自分に合う仕事を探すにあたって必要な作業です。「ストレングス・ファインダー」という診断テストで自分の強みが客観的に見えます。
また16 personalitiesという診断も自分の内面を浮き彫りにすることができるのでとてもおすすめです。(無料)
③企業説明会に参加する
企業説明会はできる限り参加すべきです。会社が大学に来て開催してくれるパターンもあるのでそれも見逃せません。
マイナビやリクナビで合同企業説明会が開催されるので、行くだけで多くの会社を知ることができます。それに加えて、そこで他の大学の学生と情報交換をすることも可能です。
留学生は日本に戻るまでに参加ができないと思うので「Unistyle」で無料登録して、就活のコラムや大手企業の内定者の選考情報を入手しておくことを強くオススメします。読むだけで就活の有益な情報が手に入ります。
④OBに会う
OBにはできる限り会いましょう。他の大学でも人脈をフルに使って会いに行って下さい。ぼくも会社に働いていた頃は友達に呼び出されて、友達の妹の就職相談に乗りました。履歴書を添削しつつそれを会社の人事部に渡したりしました。(ちなみに合格して現在も勤務中w)
Twitterで有名なオーストラリアで駐在している商社勤務のこあらさんですが、以下のように言っています。
私は結果的に就活無双しましたが、帰国子女でも体育会でも院卒でもない、普通の大学生でした。
テストセンターを23回受験して
300問を超える想定問答集を作って
107人にOB訪問して
本当に周りから引かれるくらい徹底的に準備しました。
普通の準備をしていても、普通の結果しか得られませんよ🐨
— こあら🇦🇺豪州駐在商社マン (@freekoala5) March 21, 2019
OB訪問についてはこあらさんのブログ「世界の常識に宣戦布告」に書かれていますのでぜひ見て下さい。超有益です。就活で本当に成功した人の記事なので絶対読む価値ありです。
上記に説明した①本を沢山読む②自己分析をする③企業説明会に参加する④OBに会うを続けていくことによって、やりたい仕事像が少しずつイメージできるようになっていきます。
エントリーシートを本気で添削する
エントリーシートは就活において重要なポイントです。面接もこのエントリーシートに基づいて進んでいきます。そのため、上記の自己理解・業界研究・OB訪問によってやりたい事が明確になっている必要があります。
そうでないと、このエントリーシートで記入している事と面接での発言にブレが生じてしまいます。
「Unistyle」で無料登録では内定者のエントリーシートを見ることができます。しかし、そのまま転用するのではなく、自分の言葉で書くようにして下さい。借りてきた言葉でエントリーシートを書いても面接の時にボロが出やすいからです。
インターネット上の情報だけを参考にするのではなく、周りの就活生の仲間と添削をし合ったり、就職課の人に見てもらうのもありです。(ちなみにぼくの場合は就活課の人は全く有益なアドバイスをもらえなかったw)
有料のサービスを探してエントリーシートを添削してもらうのもありです。(ぼくの場合、お金を払って添削してもらいよかったと思っています)
SPIで高得点を取る
SPIは大手企業だと提出必須です。必ず対策しましょう。ここで足切りを食らうのは非常にもったいないです。
SPIの想定問題集を何度も問いていけば、必ず点数が上がります。努力できない人を足切りするためのテストなので、以下の本でサクッと対策しましょう。1冊の本を何周か勉強してやりこんでいけば問題ないでしょう。
(2020/01/21 10:55:33時点 Amazon調べ-詳細)
面接を受けまくる
色んな意見があると思いますが、ぼくは面接はある程度場数を踏む必要があると考えます。なぜなら、すぐに面接慣れできるわけではないからです。(ぼくは1番最初の面接で、ガチガチに緊張して思った事を全く言えませんでした)
面接を受けまくると言っても重要なのが、落ちた時なぜ落ちたかを分析することです。
面接の改善をしていくと段々と面接突破率が良くなっていくのがわかります。特に1次面接や2次面接はコツを掴むと突破しやすいです。
最初に紹介した2人は1次面接をしていますが、以下のように言っていました。
質問に論理的に答えられない人は基本的に落としている。ちゃんと自分で考えて行動できるかどうかを見ている
34歳メーカー男性
どの企業でも同じ事を言ってそうな人は落としている。うまい答えを返してくれる面接慣れした人を取るわけではない。
28歳 コンサル女性
話は戻りますが、こういったことは実際に面接をしているOBに会ってみないとわかりません。面接に受かるにはどういうポイントが大事か自分の耳で聞いて実践して下さい。そして、面接を突破したときの面接はどんな感じだったか、落ちたとき何が原因だったか深く考える事が重要です。
ブラジルの商社で働いているMasaoさんは面接の極意を以下のYouTubeで説明しています。Masaoさんの高いコミュニケーション能力があってこそできる技かもしれませんが、就活生は必見です。
https://www.youtube.com/watch?v=lUKKAOWmwG4
海外に留学中でも就職活動はSkypeで可能
海外大の学生のためのサイトリクナビでは留学生のためのページが設けられています。必ず登録することをオススメします。
留学生においては、経団連の採用選考に関する指針で示される採用選考活動の開始時期規定は対象外とされています。そのため、留学生の採用選考はどんどん早まっている傾向があります。
他の日本の学生と違い、Skypeで面談があります。
留学生の採用選考は、大学3年生の10月を区切りとしてスタートし、11月~12月の年末年始時期に第一次採用選考ピーク、そして、6~7月の第二次採用選考ピークになります。
台湾に留学してから日本で就職するための戦略まとめ
台湾の大学に留学後、日本の企業に入社したい場合は日本の就職活動のスケジュールを知り、計画的に活動しなければなりません。
就職活動には以下のようなことが必要となるので、台湾に住んでいる間にできることがあれば少しでもやっておくべきです。(特に情報収集ややりたい仕事を明確にすること)
- やりたい事を見つける(業界・企業・仕事研究)
- エントリーシートを本気で添削する
- SPIで高得点を取る
- 面接受けまくる
- 海外に留学中でもSkypeで就職活動
これらを1人の力でやるのは一苦労です。就職活動を真面目に考えている人達と力を合わせて情報収集したり、エントリーシートの添削をし合ったりすることでモチベーションを保ったり、就職活動を優位に進めることができます。
5/25(土)12:00より台湾の大学に通う日本人のために就職セミナーをやります。台湾の大学生(特に台中にお住まいの大学生)は、ぜひとも参加して下さい。参加できなくてもビデオを購入することも可能です。
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