✔こんな疑問にお答えします。
海外治験に興味を持っている方は、手っ取り早くお金を稼ぎたいなと思っている人が多いのではないかと思います。
ぼくは世界一周の資金の足しにできればと思って参加しました。結論として1回の治験の報酬で100万円振り込まれました。治験の参加で金銭的にめちゃくちゃ助かったので、ぼくが実際に参加した治験や多くの方が疑問に思っている事について事実を書いていきます。
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治験とは発売前の医療品の効き目と安全性のテスト
新しい薬が厚生労働省の承認を得て、広く一般の患者様に使われるようになるには、その薬の効果と安全性を確認することが必要です。そのためには、開発の最終段階で多くの患者様に使用していただき、その効果と安全性を詳しく調べることが必要です。このように人での効果や安全性について調べる試験を「臨床試験」といいます。このうち厚生労働省から薬として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」といい、治験に使用する開発中の薬を「治験薬」といいます。現在販売されている薬は、多くの患者様に参加いただいた治験によって効果や安全性が確認され、厚生労働省で審査を受けて販売の承認が与えられたものです。
薬が試されるのには4段階の治験のステージがあります。自由意志で治験に参加する人は主に第1相試験の事を指します。
第1相試験
少数の健康な成人を対象に治験薬の安全性や、治験薬がどのように体内に吸収され影響があるか調べます。この実験の前には様々な研究や動物実験を繰り返していて、販売前に人間に投与してその効果を調べる事です。
ここで重要なのは、何度も動物実験を行っているが、初めて人間に投与をするのが第1相試験という事です。他の動物で安全性が確保されたからと言って、人間に悪い影響がでないとは限りません。
動物実験でもマウスでは問題なかったのに、ニワトリでは副作用が見られるケースもあります。つまり動物実験で全て問題なかったと言っても人間に必ず悪い影響はでないとは言い切れないのです。実際に試してみないとわからないというのが実情です。
動物間で効果が違うので、人間に投与するときは限りなくリスクを少なくした量(目安として1/100)が投与されます。
第2相試験
少数の患者に対して、第1相試験で安全性が確認された用量の範囲で薬剤が使用され、薬の安全性、効き目、適切な投与量等を調べる試験です。
インフルエンザの新薬ならば、インフルエンザの患者に投与され、高血圧の新薬ならば高血圧の人に投与されるという事です。
この効果の結果によって、その薬を市場に販売するかを決める重要な試験です。
第3相試験
多数の患者に対して薬剤を使用し、第2相試験よりも詳細な情報を集め、薬の効き目と安全性を確認する試験です。
この試験によって良いデータが得られれば、厚生労働省に提出できる資料となり、その薬が認可される事になります。
第4相試験
これは実際に市販された薬に対して行われる試験です。なぜなら、第3相試験までは限られた患者の数しか試験を行っていないので、市場に出回った後、多くの人が試しても問題ないか調べるのです。
例えば、アルコールとの併用、薬の飲み合わせなど、実験段階では予想してなかった用法で摂取する人がいます。妊娠している人にも影響が出るかもしれません。
海外治験のメリット・デメリットを経験者がリアルに解説
ここでは実際に海外治験を経験した体験をもとに海外治験のメリットとデメリットを書いていきます。
海外治験のメリット
海外治験のメリットは5つです。
- 高額報酬(謝礼金)が働かずしてもらえる
- 治験に参加する事で自分の健康状態をチェックできる
- そのままその国の観光ができる
- 基本的に滞在する国への航空券・宿泊料などを負担してもらえる
- 治験参加によって医療へ貢献ができる
高額報酬(謝礼金)が働かずしてもらえる
治験を無事に完了させると謝礼金という報酬がでます。負担軽減費と言っているのは日本の法律で血を売ってお金を稼ぐのが禁止されているからです。
そのため、治験はボランティアという位置付けです。求人雑誌などに情報は載ることがありません。
しかし、心配は不要です。治験を完了すると謝礼金としてお金が振り込まれます。
治験に参加する事で自分の健康状態をチェックできる
治験に参加する前に健康診断が行われます。治験は健康でないと受ける事ができません。参加前には医師による問診もありますし、採血もあります。
事前検査で健康状態に異常がある場合は治験に参加する事ができません。
そのままその国の観光ができる
ぼくがおすすめする海外治験はアメリカとイギリスにあります。どちらも観光地としてとても有名ですね。
ぼくは1週間泊まり込みで治験をして、その後1週間待機するという2ヶ月半の治験に参加しました。そのため、1週間の治験が終わるとイギリスの色んな街に観光に行っていました。
ホテル代に上限は決まっていましたが、治験会社が負担してくれたので非常に得をした気分になりました。
基本的に滞在する国への航空券・宿泊料などを負担してもらえる
イギリスやアメリカでの治験の場合、片道の航空券を負担してもらえます。
ぼくは世界一周時に上手くこれを利用する事ができました。なぜなら、この片道航空券はどこの国からでも問題ありません。また、支給金額の上限以内(8~10万円)であれば乗り継ぎしても問題ありません。
そこでぼくはインド→アラブ首長国連邦→トルコ→イギリス間の航空券代を全て負担してもらいました。
また、世界一周旅行時は大陸間移動にお金がかかります。そこで、ヨーロッパからアメリカに治験に行くようにすれば、その片道航空券がでます。
治験期間中の宿泊費は負担してもらえます。隔週で行われるような治験の場合、その間の宿泊費もでます。スクリーニングという事前の健康診断から治験開始までの待機期間も治験会社が負担してくれます。(条件は治験の内容により多少の違いがあります)
治験参加によって医療へ貢献ができる
治験は新薬がまだ世の中に出回る前の臨床実験です。治験がなければそのような新薬が世に出ることはありません。
ですから、実際に薬を服用して血を提供するという事は、医療に貢献していると考えて間違いないでしょう。
海外治験のデメリット
- 喫煙、食事、飲酒、運動に制限が発生する
- 採血の注射が痛い
- 長時間施設内でゴロゴロしているので筋力が下がる
- 治験参加前の事前検査で不合格で治験に参加できない場合がある
- 治験が完了するまで報酬(負担軽減費)はもらえない
喫煙、食事、飲酒、運動に制限が発生する
多くの治験では喫煙が禁止されています。また、飲酒も治験期間中は摂取できません。激しい運動も数値に影響がでるため、禁止されています。
食事も入院中は出された物しか食べる事ができません。
しかし、ぶっちゃけた話をすると治験の参加項目に喫煙やカフェインの摂取、飲酒をしない人と書かれていても治験の直前までしている人がいます・・・。これは事実です。
入所したときに採血が行われるのですが、そこで異常な数値が検出されなければ大丈夫なようです。特に治験の参加になれている人達はバレているとしても数値に異常がでなければ大丈夫だと思っているのでルールをやぶっている人がある程度います。
採血の注射が痛い
治験をする人の多くが採血の注射が嫌だと言っています。1日に3~25回くらい採血をするのですが、その度に注射を刺されるからです。同じところから注射をするので痛いです。
こればっかりは耐えるしか方法がないです。だけど、高額な負担軽減費が出るので我慢できます。恐らくこれを無償でやる人はいないでしょう。
ぼくがイギリスで受けた治験の場合、シリコンの針に採血用ホルダーを取り付けテープで固定されました。これは留置針と呼ばれています。これを利用する治験では採血の負担が圧倒的に減ります。
長時間施設内でゴロゴロしているので筋力が下がる
一週間以上施設で宿泊になると驚くほど筋力が落ちます。なぜなら、基本的にはベッドで横になっているかリクリエーションルームでゲームをするくらいしかやる事がないからです。
風邪を引いて治った時に体力が以上に落ちた経験はないでしょうか。気持ちとしてはあれと似たような症状になります。ベッドの上で横になって筋肉を使わないでいると衰えるのは予想以上に早いです。。。
治験参加前の事前検査で不合格で治験に参加できない場合がある
最初のスクリーニングと呼ばれる健康診断を実施して不合格になると治験に参加できません。海外治験の場合、倍率は1.2倍前後だったと思います。
治験は通常、健康診断に不合格だった場合も考慮し、募集人数より少し多めに候補者を選出します。そのため、健康診断をした後に治験に参加できない場合もあるのです。
不合格になった場合、航空券のみの負担となります。確率は低いですがこういう事が起こる可能性があると覚えておいた方がいいです。
実際、健康診断の時に仲良くなった人が治験に参加できず帰っていきました。
治験が完了するまで報酬(負担軽減費)はもらえない
治験が完了するまではお金はもらえません。航空券も治験が開始するまでホテルやゲストハウスに滞在した宿泊料も予め自分で支払う必要があります。
そのため、海外で治験をするには多少まとまった資金が必要になります。もしも全く資金がないのであれば、まずは国内の治験に参加することをおすすめします。
また、現金手渡しであれば治験後すぐに現金が手に入りますが、銀行振り込みだと治験完了後から最大で1ヶ月程度待たなくてはお金が手に入らないので注意して下さい。
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治験のよくある質問について
エーザイの治験に関するQ&Aに回答がうまく書かれていたのでそちらを引用します。
きちんと説明を受けられますか?
治験の目的・方法・期間や、この治験に参加することで受ける利益や不利益などが記載された説明文書が患者様に手渡され、その内容が医師や治験コーディネーター(治験を実施する医療機関において、治験の進行をサポートするスタッフ)から詳しく説明されます。この説明文書を読んで、内容をよく理解した上で治験に参加するかどうかを決めていただくことになります。わからないことや確認したいことなど、どんなことでも質問することができます。また、説明を受けたその場で決めず、説明文書を家に持ち帰ってご家族に相談してから決めることもできます。その上で、治験に参加するかどうかは、患者様の自由意思で決めていただくもので、決して強要されるものではありません。よって、治験に参加されなくても、その後の治療において何ら不利益を受けることはありません。
副作用の心配はないですか?
治験薬に限らず、薬は病気に対して効果が期待できると同時に、好ましくない作用(副作用)をもたらす場合があります。治験に参加いただく前にお渡しする説明文書には、それまでに見られた治験薬の副作用や予測される副作用が記載されています。しかし、製薬会社や医師も予測できない副作用が発現する可能性もあります。万一、副作用が発現した場合には、十分な治療や経過観察を行います。
ぼくは副作用が出たことが全くありません。ぼくが参加した治験も知る限りは皆副作用がありませんでした。
しかし、治験の体験した人達の中には治験の途中で気持ち悪くなって終了した方も居るようです。気持ち悪くなって途中でリタイアするという決断も個人の意思が尊重されます。
治験に参加して、途中でやめることはできますか?
治験に参加されている間でも、治験を続けたくないと思われた時には、いつでも中止することができます。また、途中で治験を中止されても、その後の治療や検査に関して患者様が不都合や不利益を受ける事は一切ありません。
上記に書いたように副作用が出た場合や、やはり治験をやりたくなくなったという時にはいつでも中止することができます。
継続を強要されたり、患者が不都合になるような事や不利益になる事は発生しません。
個人情報は保護されますか?
個人情報は厳重に保護されます。治験が行われる医療機関や関係者から外部に漏れることは一切ありません。製薬会社や厚生労働省に提出される全ての治験の結果は、番号管理され個人を特定出来ないよう配慮されております。治験で得られた結果は、医療機関から薬を開発している製薬会社に報告され、製薬会社が新しい薬として承認を得ることを目的に厚生労働省に提出されます。また、医学雑誌などに発表されることもあります。しかし、治験で得られた結果は、これら以外の目的で使用されることはありません。また、医学雑誌などに発表される場合であっても、患者様の個人情報は万全の保護がなされています。
海外治験の応募内容と報酬の詳細を公開
以下が、ぼくが利用したこともあるまたは友人が利用したことある治験です。どれもおすすめです。
WCCT Globalの募集内容の例
謝礼金:5,100ドル
治験期間:10泊11日の入院+2回の通院
交通費:遠方からの参加者には交通費補助あり
この記事を書きながら調べた所以下のような募集がありました。
リッチモンド・ファーマコロジーの募集内容の例
謝礼金:約40万円
治験期間:2週間
交通費・宿泊費補助:上限8万円
上記3つの会社はメールアドレスを登録しておくと最新の情報が手に入れられるので、海外治験に興味がある方はぜひ登録して下さい。
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イギリスでの海外治験体験談
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海外治験の注意事項。入国時は観光と言おう
海外治験に参加するときにコーディネーターからも注意があると思いますが、入国時にボランティアや治験などと言うとほぼ100%入国できません。特にイギリスやアメリカの移民局は厳しいのでそんな怪しい事を言う人は絶対に強制退去になります。
ぼくも治験に参加した時、中々来ない参加者がいてどうしたかな?と、思っていたら入国時に「ボランティアに参加する。」と言って強制退去になっていました。
そのため、入国するときは観光目的と言い切る事が重要です。それ以上の事は回答する必要はありません。厳しい入国管理局の人は、「どこに旅行に行くんだ?職業はなんだ?所持金はいくらだ?」と、どんどん質問してきますが、淡々と答えましょう。
おどおどせずにちゃんと回答していれば基本的には質問地獄から開放されます。しかし、どんな事があっても治験やボランティアで来ましたとは言わないようにしましょう。
海外治験をイギリス・アメリカで体験。まとめ
海外治験は謝礼金も高く設定されていて、金銭的に参加するメリットが非常に大きいです。また、施設内も清潔で非常に快適に過ごせます。
メリットは大きいのですが、拘束時間が長く、その国に行かなくてはいけないので競争率は低めです。だからこそ、世界を旅行している人だったり、日本で学生をしていてお金が必要だったり、無職の方達に本当におすすめの方法になります。
以下の著者はプロ治験と言って治験だけで生活している人です。ぼくがイギリスの治験で知り合った人でも治験だけで生活していて、以下に書いてあるような生活をしていました。治験の超リアルな体験談が盛り込まれているので治験の真実をより細かく調べたい方にとてもおすすめの本です。
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海外 治験 アメリカ イギリス 体験 メリット デメリット 高額
イギリスはUK治験はヤバイので注意。イギリス国外からも募集しておいて自力でリーズというロンドンから遠く離れた街にこさせてイギリス国内交通費も少ししかでない。長距離列車のチケットや乗り継ぎとかややこしいのに全て自己責任で迎えなど一切なし。
宿泊施設という名の泊まる場所はまた別の辺鄙な町の一軒家、しかもベッドもなく治験候補者全員で床にマットレスしいて雑魚寝w
スタッフはイギリス入国の際に観光で来た、と治験について嘘言うよう指示しているが、入国拒否になった場合には本人が勝手にそう言ってただけや、と参加者のせいにします。
英国政府の会社登記情報でUK Chikenを検索すると、会社の登録住所はどっかの田舎の周りに何もない民家w UK治験のホームページ見てもわかるようにオフィスもなく会社として怪しい。ロンドンに自社オフィスや施設のあるリッチモンドやHMRの方がまだ企業としてしっかりしています。