台湾で人を雇おうとしているが、上記の理由は台湾でもあてはまるようだ。
給与のインパクトは本当に大きい。
例えば、27000TWD(10万円)と30000TWD(11万円)では面接に来る人のリアクションは天と地の差だ。
感覚的に日本で20万円払うのと、25万円くらい払うくらいの差が上記にはある。
2位以下ももちろん理由になるが、1位の給与はなによりも大きい。
2位以下の条件がどんなによくても、給与のデメリットを拭うことはできない。
世の中、それだけ自分のやりたい仕事ではなく、給与は労働の対価という考えがはびこってる。
日本も台湾も変わらないんだな。特に台湾は日本よりそれが顕著な気がする。
台湾は日本に比べ、親のパワーが日本よりも強い。
例えば、日本で子供のなりたい職業がYoutuberで、親のなって欲しくない職業がYoutuberだったりする。
参照:親世代が子どもになってほしくない職業 YouTuberがぶっちぎりで1位
その場合、子供がYoutuberにトライすることは可能だろうか。
少なくとも日本では子供たちにトライさせる環境はある。
台湾では・・・・・・僕が見る限りないに等しい。
親が塾を決め、子供は学校の宿題、塾の宿題に終われる日々。
やりたい事を親が決め、子供には決める権利がないような環境を見てきた。
だからこそ、仕事を決める際は、仕事内容よりも簡単な指標である給与に目がいってしまう。
自分がなにをやりたいかという目線が明らかに欠けている。
自分の肌で感じた経験上、台湾の方が悪いとここでは言ったが、新卒の仕事を決める基準が給与なのを考えると日本も同じだなと言わざる得ない。
参照:1月1日時点の就職意識調査-2017年度 キャリタス就活 学生モニター調査結果
給与は労働の対価という価値観が消えてくる未来。やりたい事がない人には辛い世の中だ。