オピニオン

遅刻癖が改善したリアルな方法を説明

waiting-410328_1920

カナダの友達が実践していた、意外に思いつかない遅刻をやめさせる方法。

僕の友達は美容師として働いています。年齢柄、新入社員の指導をする機会も多い。

美容業界は他の業界以上に入れ替わりが激しいので、特に僕の友達の場合は大変だ。

最近、教えている新人で毎回必ず遅刻してくるA君がいたらしい。

「5分早く出社しよう」

「前日に準備しておこう」

「明日から遅刻はやめよう」

僕の友達は怒りたい気持ちを我慢し、言い方を変えながら何度もアプローチしていた。

残念ながら、A君の習慣が変わることはなかった。


ポイント①怒られ慣れていない

友達曰く、朝一番から別室に呼ばれた時点でA君の心理状況は、

「やだなぁ、怒られるかも」

「早く終わらないかなぁ」

というネガティブな気持ちで脳が埋め尽くされていて話を聞く準備が明らかに出来ていない。

友達は心理学を専攻していたので、態度から顕著に伝わってくるらしい。

こうなってしまったら、もう何を言おうと全部ネガティブに捉えられてしまう。

例えば、スポーツでも

「うまいねー」
「覚えるの早いねー」
「今のプレイよかったよ」

からの

「次はこうやってやってみるともっといいかも」
「こういう方法もあるよ」
「このフォームを変えるともっとよくなるよ」

と、言われると俄然やる気が出るのだが、逆は機能しない。

これは、自分の人生の経験上明らかで、人は褒められたほうが気持ち良い。自分を気持ちよくしてくれる人の話はよく聞くのだ。
営業や恋愛でもよく使われる戦法ですね。

この事から、出勤早々別室に連れて行かれるという時点で既に恐怖を抱いている。
そんな心理状態では何を聞いても反発しかしない。

大事なプロセスは「いいムードにさせてから変わって欲しいところを指摘」ですね。

ポイント②創造力を養わせる

A君の話の続きになるのだが、僕の友達はA君が遅刻してきた瞬間、質問をしたらしい。

「今、どんな気持ち?」

A君は、少し考えたあげく

「なんか、あんまりいい気持ちじゃないです。もやもやする。」

と、答えたそう。

「そうだね。実は周りのみんなも君が遅刻するとおんなじ気持ちになっちゃうんだ。」

と、僕の友達は言うと、A君はとても驚いたそう。

A君はやっと遅刻することで周りのみんなに迷惑をかけていたことについて気付いた。

「もしも今の気持ちが嫌だったり、周りに同じ気持ちさせたくなかったら遅刻しちゃだめだぞ。」

という言葉がキーとなり、それ以降A君が遅刻することはなかったそうな。

単純に、「自分のためにも」とか「周りに迷惑をかけないためにも」って言ってもそれが想像できなければその言葉は全く意味をなさない。

だから、その瞬間の気持ちや状況他の想像しやすい事に置き換えて説明することが大切。

新人指導をしている人達はこれまでと違ったアプローチをしては如何だろうか。

僕は、この話を聞いてから「褒める回数」を増やし、「出来る限り簡単に想像できるような説明」に変えてきました。
結果はまだわからないけど、単純に注意するより明らかに効果があると信じている。

ABOUT ME
あい
あい
世界を旅するブロガー・フリーランス。 4ヶ国留学→まちづくりベンチャーで広報・旅行事業立ち上げ→オーストラリア・メルボルンでワーホリ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA